60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

賭け麻雀はやっぱりマズいか

黒川検事長問題は「賭け麻雀発覚」というまさかの展開で幕引きとなりそうです。さすがに検事という職にあって賭け事はまずいのでしょうが、仲間内での常識の範囲内での賭けならば、誰しもが経験していることではないでしょうか。退職金がもらえなくなる懲戒免職まで求めるのはかわいそうな気がします…なんて書くと、甘い!と言われるのかな。

 

僕は麻雀は大学に入ってからは周りにやる人間がいなかったので、高校生のときに卒業してしまっています。そのときも当然賭けてはいましたが、メシ代にもならないような低いレートだったと記憶しています。実際のお金の動きよりも「勝った負けた」の方が大事だったように覚えています。

 

それにしても、世間にはギャンブル好きの人はたくさんいて、何かにつけ「賭けるか?」が口癖だという人もいたりします。口だけなら問題ないのですが、実際に賭け事にしてしまう人は厄介です。それは僕の現在の第1の趣味であるゴルフでも起こることです。

 

パターの腕を競う「オリンピック」などは、レートが低ければラウンドのちょっとしたアクセントになって面白いのかもしれませんが、1打=いくらといった具合にがっつりと賭けにするゴルフは遠慮願いたいもんです。いわゆる「握り」という奴ですが、これが原因でゴルフ場の中の親睦団体が分裂したなんて話も聞きます。やっぱり、いろんな意味で賭け事は身を滅ぼすと考えていいでしょうね。

ピアノレッスン再開したものの…

今年頭からピアノを習いに行ってましたが、4月に入ってコロナウイルス蔓延のため、教室が休みになっていました。この間、オンラインでのレッスンは開講されていたものの、どうもイメージがわかず教室再開を待っていました。ようやく感染者数も減ってきたということで教室が再開されたので、きのう行ってました。

 

先生と「お久しぶりです」などと会話をしながら、いつものブースに向かいます。扉を開けると、ビデオカメラやらマイクやらが設置されていて、かなりの圧迫感です。「オンライン対応ですか?」と尋ねると、実は…と表情を曇らせる先生。「私は隣のブースからレッスンします」と言うのです。つまり3密を防ぐために、教室でも同じブースには入らず遠隔でレッスンするというわけです。「ちょっと、これは…」と言いかけましたが、コロナ感染防止のためには仕方がないのでしょう。

 

「これなら家でオンラインレッスン受けるのと同じやん!」ということで、次回は自宅の電子ピアノの前でのレッスンを試してみようと思います。ZOOMアプリが入ったtiPhoneさえあれば大丈夫だそうです。三脚は押し入れにあったので、iPhoneを挟むホルダーだけ慌ててネットで購入しました。仕事が「テレワークでもできそう」となる中、趣味さえも遠隔で楽しむ時代になるのでしょうか?次にネットで買うのはゴルフシミュレーションのキットになるでしょう、きっと。

パソコンの買い替え

1か月ほどテレワークが続き、家でパソコンを触る機会が増えたこともあり、今使っている機種の買い替えを検討することにしました。いつ買ったのか記録していないのですが、ネットで検索してみると10年前のモデルでした。なので少なくとも8年くらいは使っているようです。購入後にHDDをSSDに換装したりして速度には問題ないのですが、ときどき熱暴走してブラックアウトするようなこともあるので、これから気温が上がる前に新機種を導入しようと思ったのです。

 

外出はしたくないのでネットで適当な機種を…とあれこれ通販サイトを見たのですが、世の中のテレワーク化でどこも品薄、「在庫なし」なんて商品を買った日には納期は2~3か月先になってしまいそうです。納期と欲しいスペックの兼ね合いを考えながらの機種選定、難しい作業です。ゴルフ道具なんてそのときの思いつきでパッと買っちゃうのに、パソコン選びは慎重になります。ひょっとしたら、退職後もしばらく使うかもしれないなんて考えてるからかもしれませんが、パソコンも昔に比べたら安くなったんで5年くらいで買い替えるのがふつうなんでしょうか。

 

新しいパソコンを買ってあれこれ初期設定するのは、面倒くさくもあり楽しい作業でもあります。プラモデルを組み立てるのに近い感覚かもしれません。まだ次のパソコンが買えていないのに、「古いパソコンはどうしようか?」などと考え始めています。本来なら、このところのライフスタイルに沿って断捨離なんでしょうが、予備機を持っておきたいという気持ちもあります。それにしても、買うまでのワクワクが楽しいのであって、品物が到着すると箱も開けずにしばらく放置したりするのって、不思議ですね。

もしも無駄遣いしてなかったら

日々、いろいろな妄想をしています。今の会社に入らなかったら…あの彼女と結婚していたら…あそこの大学を受験していたら…。過去を書き換えられる訳がないので、妄想は意味のない行為ですが、考えるのはタダなのでときどき現実逃避的な趣味としてそんなくだらないことに思いを馳せるのです。

 

この手の妄想の一つに「もしも無駄遣いしてなかったら」というのがあります。子どもの頃からゲーム関連に費やしたお金は相当なものです。ゲーム機やソフトの購入、ゲーセンで使った小銭などなど、合わせればクルマ1台分くらいの額になるかもしれません。また費やした時間を勉強に充てていれば、もっと高学歴な自分になていたかもしれません。

 

無駄遣いのジャンルはさまざまです。ギャンブルは主に競馬、エロ関係も少々、ゴルフだって道具やらレッスンやら結構お金を使っています。小さい頃の買い食いがなければ、金銭面より体型に影響が出たかもしれません。

 

まあでも結局、過去は変えられないのです、当たり前ですが。ただこうした妄想から得られる後悔を未来の自分に伝えることで、これからの人生は無駄の少ない豊かなものになるかもしれません。でも、何が無駄で何が大事かはそのときには気づかないものですし、矛盾した言葉ですが「無駄は無駄でない」側面もあるので、なかなか生き方を変えることはできないのでしょうけど。

ステイホームのゴルフ練習

緊急事態宣言の延長が濃厚になり、「ステイホーム」の期間が続くことになりそうです。多くのゴルフ場は営業を続けていますが、万が一のコロナ感染を避けるため、不要不急の外出は自粛ということで我慢しています。そんな中、家で何か練習できないかと、前からあった道具や新しく通販で購入したグッズやらを試しています。

 

すでに持っていたのは「素振り用練習器具」と「グリップ矯正」です。 素振り用の器具は60センチほどの短いシャフトの先に重りがついたもので、室内でも思いっきりスイングできるようになっています。重りのバランスが絶妙なので、本物のゴルフクラブを振ったときと似た感覚を得られるようになっています。野球もそうですが、ゴルフも素振りが大事だと言いますので黙々と振っています。グリップ矯正のグッズは樹脂製のもので、正しいグリップを覚えるために指型というか凹凸がついていて、ただ握るだけで標準的なグリップができるという道具です。これはあんまり楽しくないので、ほとんど触ることはありません。

 

最近になって購入したのが「重いボール」と「アプローチ練習セット」です。重いボールというのは、通常のゴルフボールの倍くらいの重量があるもので、パター練習のときに芯でボールを打つ訓練に使うものです。ゴルフショップのパター試打コーナーによくあるもので、このところはこのボールだけでパターマットで練習しています。アプローチ練習セットは、折りたたみ式の70センチほどの籠と足場付きのゴルフマット、それに発泡スチロール製の軽いボールの組み合わせです。マットは1メートル四方あって両足で押さえて打つ形になるので、クラブヘッドが短い人工芝の部分でダフってもズレることがありません。このマットから2〜3メートル先の籠を目がけて12個のボールでアプローチです。

 

これらの練習がどのくらい役立つかわかりませんが、毎日ゴルフ道具を触る癖だけはついているので、それなりの効果はあるのではないでしょうか。でもやっぱり、本物の芝の上でボールを打たないことには上達できないでしょうね。

友人にメッセージを送ってみた

コロナ自粛生活ですっかり人と会わなくなったので、友人にメッセージを送ってみました。

 

1人目は高校の同級生。自営業なのですが、やはり仕事が減って大変そうです。彼にはダイエットの指導を受けているので、在宅での筋トレや食事のアドバイスをLINEでやり取りしました。

 

2人目はホームコースのゴルフ仲間、仲間と言っても一回り以上年上の大先輩ですが、月2回は一緒にラウンドする気のおけない関係の人です。向こうが怪我をしていたせいで、コロナ騒ぎ前からゴルフを休んでいたので、半年ぶりくらいに連絡を取った形になりました。

 

返ってきたのは長文のメールでした。どうやら向こうもメールを待っていてくれたようです。これからも用がなくても時々はメッセージを送りたいと思いました。

 

僕はあまり酒は飲まないので、オンライン飲み会の誘いは来ませんが、メッセージのやり取りだけでも、人と触れ合う楽しみが思い出せた気がします。

ゴルフは全部キャンセル

先週の土曜日やゴールデンウィーク中に4~5回のゴルフラウンドの予定があったのですが、すべてキャンセルしました。屋外スポーツであるゴルフはいわゆる「3密」ではなく、食堂では間隔を空けるとかお風呂に入らないとかスループレーにするとか、ゴルフ場でもいろいろな工夫をしているようですが、なんと言っても「不要不急の外出」ですから。

 

それでも「経済を回さないといけない」という大義名分のもと、ゴルフに行こうかという気持ちもないこともなかったのですが、大逆風となったのは石田純一さんのコロナ感染のニュースです。彼の場合、ラウンド中というよりもその後の食事会での感染が疑われるわけですが、その後も仕事と称して沖縄でラウンドするなど、とにかくゴルフの印象を悪くしてくれました。うちの嫁さんもあの報道以降、態度が頑なになった感じです。

 

さて、僕の次回のゴルフラウンドはいつになるでしょうか。 解禁のめどは緊急事態宣言の解除かと考えているのですが、これも都心部は期間が延長されそうですね。いっそゴルフ場が休業してくれたら諦めもつくのですが、Facebookなどで「ラウンドしてきました!」という書き込みを見つけると、イライラが募ってきてしまいます。