60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

もしも無駄遣いしてなかったら

日々、いろいろな妄想をしています。今の会社に入らなかったら…あの彼女と結婚していたら…あそこの大学を受験していたら…。過去を書き換えられる訳がないので、妄想は意味のない行為ですが、考えるのはタダなのでときどき現実逃避的な趣味としてそんなくだらないことに思いを馳せるのです。

 

この手の妄想の一つに「もしも無駄遣いしてなかったら」というのがあります。子どもの頃からゲーム関連に費やしたお金は相当なものです。ゲーム機やソフトの購入、ゲーセンで使った小銭などなど、合わせればクルマ1台分くらいの額になるかもしれません。また費やした時間を勉強に充てていれば、もっと高学歴な自分になていたかもしれません。

 

無駄遣いのジャンルはさまざまです。ギャンブルは主に競馬、エロ関係も少々、ゴルフだって道具やらレッスンやら結構お金を使っています。小さい頃の買い食いがなければ、金銭面より体型に影響が出たかもしれません。

 

まあでも結局、過去は変えられないのです、当たり前ですが。ただこうした妄想から得られる後悔を未来の自分に伝えることで、これからの人生は無駄の少ない豊かなものになるかもしれません。でも、何が無駄で何が大事かはそのときには気づかないものですし、矛盾した言葉ですが「無駄は無駄でない」側面もあるので、なかなか生き方を変えることはできないのでしょうけど。