60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

新しい仕事のストレスと期待

4月1日に定期の人事異動をするところも多いと思いますが、僕の勤める会社でも明日付の異動があります。そして、2年ぶりに僕も動くことになりました。人事には「50代になったので、新しい仕事よりも経験の活かせる仕事がしたい」と言っていたのですが、フタを開けてみると全く未経験の業務を担当することに。しかも自分以外のメンバーはその道のプロ、足を引っ張ることは目に見えています。

 

正直、しばらくはめげました。2年前にこのブログを始めたきっかけも不本意な人事異動でした。あのときの「早期退職衝動」が再びこみ上げてきてもおかしくありません。実際、徐々に始まった新しい部署がらみのミーティングや引き継ぎはわからないことだらけです。前任者から大量の資料を渡されてもどこから読めばいいかわかりませんし、社外の人との打ち合わせに加わっても相手の役割や自分の立ち位置も理解できずにいます。

 

「うーん、これはストレスだ!」という思いがあるのですが、それと同じくらいに「この歳になって新しいこと始めるのもいいかも?」という気持ちも湧いてきました。仮に仕事がうまくいかなかったとしても、それはそんな配牌をした人事や上司のせい、こっちはせいぜい楽しんでやるさという開き直りの心境なのです。

 

今の僕の状況をゴルフに例えると、「初めて回るコースのブラインドホール」です。目標のピンフラッグは見えず、「とりあえず、あの鉄塔の方向に打って下さい」と言われてる感じです。あす4月1日は記念すべきティーショット、OBを恐れずに最後まで振り切ることだけを意識して臨みたいと思います。