60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

2020年の抱負

もう50過ぎのオッサンなので今さら夢とか目標なんてものはないのですが、それでも一年の最初なので所信表明というか決意みたいなことを書いておきます。

 

今年は「丁寧に」をモットーに過ごしたいと思います。仕事はもちろん、ゴルフのワンショットや日常生活のあらゆる動作、人との向き合いも丁寧に対応したいと思います。その一つ一つのコツコツが、美しい一年につながると信じて。

 

それと、これはなかなか難しいかもしれませんが、「悪口を言わない」一年にもできればと考えています。物事がうまくいかなくても他人のせいにはせず、まず自分と向き合うこと。そして感謝の気持ちを忘れないこと、全て実践できればきっと素晴らしい2020年になるはずです。

今年を振り返って

2019年も残りわずか。テレビでも今年を振り返る番組が目白押しですが、自分自身の一年を振り返ってみても、実にいろいろある一年でした。

 

春には引っ越しと息子の進学でバタバタし、直後に不意の人事異動でザワザワしました。早期退職も真剣に考え、このブログを始めたのもこの頃です。

 

一年を通じて安定的に続けられたのはゴルフでした。ケガなく過ごせたのが何よりでしたが、ほぼ週1ペースでラウンドできたお陰で、多少は上達したという自覚もあります。

 

2020年はどんな年になるでしょうか。今年が波乱含みだっただけに、ちょっと落ち着いた一年になって欲しいものの、やはり刺激的な一年にもなって欲しい気もします。

使わなくなったゴルフクラブ

「第一の趣味はゴルフ」と言っていますが、単にラウンドするだけではなく、プロの試合やレッスン番組をテレビで見たり、クラブに関して雑誌やネットであれこれ研究したり、時には購入したりすることも趣味の範疇だと考えています。

 

「道具も道楽」というのは多くの趣味にありがちで、典型的なのは写真でしょうか。撮影よりもカメラやレンズのコレクションの方がメインになっている人が僕の周りにもいます。ということで、僕はクラブセッティングを頻繁に変える方ですが、それをストックすることはほとんどありません。

 

「中古クラブなんて二束三文でしか取ってもらえないよ」という声も聞きますが、使わないクラブを物置に置いておいても一銭にもなりませんし、その場所が無駄になるだけです。「前のクラブに戻したい、キープしておくんだった」ということもないことはないですが、ごくごく稀ですし、いざとなれば再購入すればいいのです。なので、新しいクラブやパターを買ってセッティングを変更したときには、すぐに古いものはネットショップに宅急便で送って買い取ってもらうようにしています。

 

この前の日曜日にもフェアウェイウッドやらパターやらを空き箱に詰めてヤマトのドライバーさんに持って行ってもらいましたが、翌日夕方には査定価格の連絡があって、そのスピード感に驚かされました。買取価格は購入金額の3割程度でしたが、もちろん引き取ってもらってスッキリしました。

 

使わなくなったクラブを処分する理由をあれこれ並べましたが、本当は「証拠隠滅」だとわかっているんです。古いクラブが部屋にずらっと並んでいたら、自分の無駄遣いに向き合うことになるのですから。それに新しいクラブを買う原資も必要です。最近は「物欲が減った」と思っていたのですが、ゴルフに関してだけは2020年も収まりそうにありません。

いくら貯めれば安心か

年末になって仕事でバタバタしたり来年のことを考えないといけないようになって、また「早期退職したい」欲求が湧き起こってきました。

 

働くことの意味とか生き甲斐なんて言葉を無視すれば、要は「貯金がいくらあれば、そこそこ豊かな老後が送れるか」ということに尽きるでしょう。

 

「年金のほかに2000万円必要」というのが独り歩きしましたが、じゃあ2000万円貯金があれば会社を辞められるかというと、少なくとも早期退職は無理ですし、定年まで働いたとしても60〜65歳が無収入だと厳しいと思います。

 

それなら1億円あれば…ですが、たぶん大丈夫だと思うのですが、今後の経済情勢や自分のライフスタイルによってはもう少し必要になるかもしれません。身体が元気で時間があるなら、週2〜3回はゴルフにも行きたいですし。

 

安心できるのは3億円くらいですかねえ。やっぱり宝くじ当てるしかありませんが、そも確率はほぼゼロなので結局はグチグチ言いながら会社に行くしかないのですね。

冬のゴルフ

12 月も下旬になり、朝はずいぶんと冷え込むようになってきました。ゴルフ場は標高が高いところにあることが多く街中より寒かったりするわけですが、こんな時期でもゴルフをする人がいます。僕もそうです。

 

朝起きてまだ暗い中で出かける支度をしていると、「一体何をやってるんだ」と虚しくもなったりするのですが、ラウンドが始まるとそれなりに楽しいもんです。なので、自分から積極的に予定を入れるわけではないのですが、誘われたら行くという姿勢を取っていたところ、「あいつは真冬でもゴルフする」というのが知れ渡って声がかかるようになったという感じです。

 

寒い中での運動はケガの元ですし、着膨れた格好でスイングするのもかえって下手になりそうで嫌なのですが、ラウンド後のお風呂の至福感だけは夏より上でしょう。誘ってもらえるうちが華だと思って、冬眠せずにせっせとゴルフ場に通うことにします。

服の数を減らす

毎週金曜日、朝刊にユニクロのチラシが入ります。前から気になっていた服がセールになっていたり、魅力的な新商品が載っていると、ついつい欲しくなるのですが、「ちょっと待てよ」と一呼吸置くようになりました。買ったものの全然着ないアウターや、似たような色の似たような機能のズボン、封も開けずにストックしているヒートテックがたくさんあるのを知っているからです。

 

少し前に「フランス人は10着しか服を持たない」という本が話題になりましたが、そこまで極端じゃなくてもローテーションで着る服はせいぜい5着ぐらいだったりします。

 

また、「成功者は毎日同じ服を着る」なんてことも言われています。最も有名なのは、スティーブ・ジョブズでしょう。アップルの新製品発表会での彼の服装はいつも、黒のタートルネックジーンズ、足下はスニーカーというスタイルでした。服装なんていう「つまらない」ことに決断力というエネルギーを使うのは無駄だということでしょうか。

 

もちろん僕はそんな成功者ではありませんが、余計なエネルギーを使わなくて済むなら、その方がいいに決まっています。ゴルフをするときもアダム・スコットを意識したわけじゃないですが、上下ともユニクロだったりしますので、普段着と兼用できるものがほとんどです。最近の(特にユニクロの)衣料品は丈夫で長持ちしますし、もし早期退職するなら通勤時の服もこれ以上は要りません。

 

ということで、もう少しクローゼットと衣装ケースの断捨離が必要なようです。年末年始はしっかり棚卸しをして、現状把握に努めたいと思います。

 

睡眠と日にち薬

50歳を過ぎると、身体のあちこちにガタがきます。連チャンでゴルフに行けば3日くらい遅れて筋肉痛、風邪をひいたら半月ほど咳が止まらず、徹夜などした日にはしばらく体調不良と、若い頃とはすっかり違ってしまっています。

 

市販薬を飲んだり湿布を貼ったり、ひどい時には医者にかかったりと、あれこれ手を尽くしても即効性はありません。結局、睡眠と日にち薬しかないのです。

 

20代30代の遊びたい盛りの時は睡眠時間が惜しくて、眠い目を擦りながら出かけたものでした。これが最近では布団が恋しくて、夢の世界に逃げこむのが最大の楽しみになっています。よく寝た翌日は、体調も幾分かは回復した感じがします。

 

痛みに関しては完全に日にち薬です。まさに忘れた頃に治るのです。「老い」を猛烈に意識しながらも、人間の自然治癒力にも感心させられる、矛盾だらけの初老の日々なのです。