60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

億万長者になりたいか

「億万長者」という言葉も死後に近い気もしますが、単に「金持ち」と言うよりもリアルというかギラギラした印象を受けます。

 

で、億万長者になりたいか?と聞かれたら、ほとんどの人がなりたいと答えるでしょうし、僕も「もちろん」と即答します。

 

ただ少し不安な部分もあります。まず、日常の小さな贅沢を喜べなくなるのではないか?ラーメン屋で焼豚を大盛りにしたり、たまの旅行でグリーンしゃに乗ったり。

 

近寄って来る女性や仲良くなる友人は、お金目当てではないのか?疑い出したらキリがありません。もちろん、お金があるからこそ知り合えるという階級の人たちもいて、そういう人は他人のお金に興味がないくらい自分も財産があるのかもしれませんが。

 

いろいろ書きましたが、全部「酸っぱいブドウ」です。手に届かないことがわかっているから、無理矢理ケチをつけているだけです。もし、自分に何千億円もの資産があれば、やることは決めています。明日にでも会社を辞めること、近所のゴルフ場を買収してプライベートコースとして使うこと、そしてお金があることは他人には話さないこと。

 

月曜の朝からつまらない妄想をしてしまいました。こんな妄想ができるのは庶民の限られた特権ですから、許してください。

好きな歌を聴くか、新しい歌を聴いてみるか

50歳を過ぎた頃から、「好きな歌を聴くか、新しい歌を聴いてみるか」ということを考えるようになりました。間違いなく心地よく聴けるのは「すでに知っている好きな歌」ですが、「新しい歌」にはもっと心を揺すぶられる名曲があるかもしれません。

 

こうした「知っている方」「新たな方」の選択問題は音楽に限らず、どこの店で食事をするか、どんな映画を観るか、どのコースでゴルフをするか、あらゆるチョイスで出てくる悩みです。

 

20代30代のうちは引き出しも多くないので、新たな出会いを求めて、時に感激し時に失望しということでよかったのですが、人生も残り半分となると、その「ハズレ」が惜しくなり、無難な70点80点で手を打とうとしてしまうのです。

 

80歳や90歳になっても、新しい仕事を始めたり趣味を増やしたりという元気な人もたくさんいます。そういう人は昔からチャレンジ精神が旺盛だったのか、ある年齢を超えて開き直ったのか、聞いてみたいものです。

カバンの中身

目立つ汚れを洗うためだったり、新しいのを買ったタイミングだったり、カバンの中身を全部出すことがあります。そのとき、「こんなものまで入れてたのか」とびっくりさせられることがあります。

 

もしもの時ようにと胃腸薬や頭痛薬さらに鎮痛剤まで入れてましたが、この1年で出番はありませんでした。本をしっかり読む時のためと入れてた老眼鏡も電車の中で本を読まなくなり使うことはありませんでした。クリアファイルにはずいぶん前に会社で配られた書類が入れっぱなしですが、もう必要ないものがほとんどです。今年の夏は「事故で電車に閉じ込められた時」用にミネラルウォーターのペットボトルも常備していましたが、さすがにやめました。

 

通勤カバンだけではありません。キャディバッグの中にも、必要以上の数のゴルフボール屋使ったことのないタオル、グローブも新品だけで3枚も入っていました。とにかく、「念のため」に入れておかないと不安になる性分なのです。

 

街のどこにでもコンビニがある現代、何か困ったことがあっても大抵は「買えば済む」のです。ひとつひとつは大した重さじゃなくても、合わせればそこそこの重量、これを定年まで持ち歩くのは実に無駄な話です。

 

その人のカバンの中身は、ひょっとしたら心の中にも通じるような気もします。考えなくていいことをいつまでもウジウジと抱えている自分は、どこかで荷物の整理をしないといけないはずです。

毎日ブログを書こうと思う

このブログを始めたきっかけは、納得できない人事異動に心が折れかけて、「あと5年弱勤めて、早期退職してやる!」という怒りをぶつけるというものでした。

 

あれから半年、ポンと会社を辞められるほどの蓄えがないことや、たとえ金銭的には可能でも「毎日が日曜日」生活はそれほど愉快ではなさそうなことなど、先輩や友人との会話の中で気づかされました。

 

ですから、このブログの内容には一貫性がなく、タイトルには関係ないゴルフの話やただの日記になってしまっていることもありますが、日々揺れる心中を晒すという意味では嘘のない文章のはずです。

 

ブログにあれこれ書くことで、自分の頭の中が整理できたり、やるせない気持ちの発散ができているようです。なので、「ちょっと病んでる」時期ほど更新の頻度が高くなっています。

 

現在51歳の僕がブログのタイトル通りに55歳でサラリーマンを卒業できるかどうかは微妙ですが、それに向けての知識や心の準備は進めていきたいと思います。ブログはその備忘録の役割も果たしてくれるでしょう。

 

ときどきコメントをいただくように、多くの人が「そうそう」と共感してくれてるようですし、その共感が僕の支えにもなっています。ブログの更新は朝の通勤電車でのルーティンとなり、このところ平日はほぼ毎日の作業となっています。どこまで続くかわかりませんが、精神安定剤代わりのこのブログを大切にしようと思っています。

ネット広告の気持ち悪さ

毎日お世話になっているインターネット。多くのサービスを無料で利用できるのは広告のおかげですが、よくよく考えると気持ち悪いくらいこちらのことを知っています。

 

行動ターゲティング広告」とか言うそうですが、最近訪れたウェブサイトなどからその人の趣味嗜好を判断し、関連する広告を出すというものです。

 

会社のPCで仕事をしていても、ブラウザを開くとゴルフクラブの広告がずらりと並んで、どれだけサボっているかが丸わかりになってしまいます。

 

一番気持ち悪いのは、スマホSmartNewsを眺めていて「出会い系」アプリの広告ばかりが並ぶようになったことです。興味本位でいくつかのサイトを覗いて見ただけなのにすっかり婚活男子と判定されたようです。嫁さんに見られたらどんなことを言われるやら。しばらくは趣味のいいサイトをサーフィンして、自分の興味を偽装しようかなんて考えています。

筋肉体操

先日、アスリート系の友人に「あと5キロほど絞りたい」と話したところ、「筋肉をつけて基礎代謝を上げないとダメ、筋肉体操見て毎日やってみたら?」と返答がありました。

 

NHKの番組にそういうものがあるのは知っていましたが、実際に見たことはありませんでした。武田真治が出ている「ネタ番組」かと思っていたくらいです。ところがYouTubeに上がっている動画を見てみると、ちゃんとした理論に基づくトレーニング番組じゃないですか、びっくりしました。

 

大学の先生のお手本通りに腕立てや腹筋をしてみましたが、これが結構キツい。キツいということは筋肉に効いているということなんでしょう。いつまで続くかわかりませんが、お金もかからないので、できるところまでやってみようと思います。ゴルフの飛距離も伸びますかねえ?

三浦桃香をえこひいきしたい

黄金世代だとかプラチナ世代だとか呼ばれ、20歳前後の若いプレーヤーに注目が集まる女子ゴルフ会。特に黄金世代はあのシブ子=渋野日向子や畑岡奈紗勝みなみなど多くの優勝経験者を擁する大勢力です。

 

その中の1人に三浦桃香という選手がいます。可愛らしい笑顔に長い手足とビジュアル先行で人気の選手ですが、ドライバーの飛距離もトップクラスで、ゴルフの実力も期待されていました。

 

ところが三浦選手はプロテストに3度臨み、いずれも不合格。テスト直前に交通事故に遭ったり、わずか1打足りずに落ちたりと、アンラッキーが続きました。今年もストレスから体調不調になり、最終テストを途中棄権してしまったのです。

 

これまではプロテストに受かっていなくても、QTという予選会で上位に入ることや、主催者推薦枠で試合に出ることができたのですが、来季からは制度が変わって、基本的にはプロテストに合格していないと試合に出られなくなったのです。

 

ということで、来年の女子ゴルフツアーで三浦桃香選手の姿を見ることができなくなりました。でもよく「ファンが大事」というのですから、ファンが多い選手はプロ野球のオールスター戦のように「ファン投票」で出られるようにできないものでしょうか。ええ、わかってます。思いっきり、えこひいきであることは。それでも、スマホの待ち受け画面に彼女のドライバーショットの姿が写るたび、そんな非現実的なことばかり考えてしまうのです。