60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

早期退職に対する家族の反応

 最近、ブログの更新をサボっていました。実に2か月ぶりの投稿です。このままフェードアウトしそうだったので、短い文章でもいいから書いておこうと思います。

 

常々、「仕事が嫌だ」「とっとと辞めたい」と愚痴っていますので、僕の家族は僕が早期退職したがっていることは知っています。それなのに、嫁…と書くと今はマズいそうなので…妻も大学生の息子も「もっと働け」と言うのです。早期退職などもってのほか、60歳の定年後も会社に残って仕事しろと意見してくるのです。

 

「それなりの蓄えはあるし、家のローンもないから大丈夫だろう」と反論するのですが、2人の主張は「仕事を辞めるとボケる」というもの。妻の父親は定年後もしばらく仕事を続けていましたが、それが終わってからはボーッとしてしまって、やや痴呆が進む感じになってしまいました。でも、僕から言わせるとそれは「仕事人間」だったからで、僕のように適当に一人遊びができる人間にはその心配はないと思うのです。

 

2人に「なんだかんだ言って、ホントはお金の問題じゃないの?」と聞くと、「そんなことはない、仕事じゃなくてもボランティアでもいいから何か動かないとダメ」と返されました。このままだと『55歳で辞める』どころか、60歳定年で辞めるのも難しくなるかもしれません。

絞り出す水分量

最近、プールの話しかブログに書いてない気がします。泳いでいるときは無心になるというより、むしろアレコレ考える時間になるため、自分の心の整理をしている感じです。

 

心の中がどう片付いたかは数値化できませんが、体重の変化ははっきりと数字に表れてきます。きのうスポーツジムに行ったときに、到着してすぐの体重と泳いでサウナに入った後の体重を比べてみました。実に1.3kgも減っていました。もちろん、ほとんどというかほぼ全部が水分ですが、それでもたった1時間ほどで1kg以上の体重が減るのはすごいことだと思うのです。

 

よく試合前のボクサーが軽量直前にサウナに入って最後の調整をしたりする姿を見ますが、彼らのように普段から絞っていて運動で汗をかいている人たちはこんなには水分を絞れないでしょう。サウナで滝のような汗を流せるのは、デブの特権なのです。

こだわる昼食

基本的にはそこまで食にこだわりはないので、出社しているときは社員食堂、仕事で外出したときもファストフードやチェーンの定食屋で昼メシをすませることがほとんどです。ただ先日、京都市内で打ち合わせがあったときに少し時間に余裕があったので、ネットで検索して評判の良い老舗の洋食屋に行ってみることにしました。

 

わざわざ探して、しかも少し高めのミックス フライ定食。大正解でした。かかっているデミグラスソースから使っているパン粉まで、すべてレベルが高いことがグルメではない僕でもわかりました。たかが昼メシ、されど昼メシ。ときにはこだわることも大事なようです。

 

そういえば、前の職場の上司が昼食にこだわる人でした。出張のときも仕事の準備よりも昼メシの下調べの方が熱心でした。けれど、仕事はできる人でした。人生は長いようで短く、食べられる昼メシの回数も有限です。何事にもこだわる姿勢が、豊かな人生を送る真髄なのかも知れません。

満足感と達成感

満足感と達成感、どっちも大事な指標ですが、ニュアンスは微妙に違うと思います。週に1回、スポーツクラブで泳ぐことをノルマにしていて、これをサボるとたぶんかつての体重に戻ってしまうと、何とか頑張っています。

 

平日の仕事前に泳ぐときと土日に泳ぐ時があるのですが、当然のことながら平日の方が空いていて、ストレスなく泳ぐことができます。1レーンォ独占して自分の中で決めている距離を泳ぎ切った時にはなんとも言えない爽快感が残ります。これは満足感の方が高いでしょう。

 

一方、土日のプールは混んでいる上に「子ども教室」でレーンが制限されるため、たくさんのお年寄りを掻き分けながら泳がないといけないため、正直イライラしながらのスイミングになります。それでも、泳ぎ切ったときには「やり切った感」は湧いてきます。達成感と言い換えてもいいでしょう。

 

ゴルフもそうです。スコアはイマイチだけど納得のいくラウンドができたり、反対に調子悪いなあと思いながらもスコアがまとまっていたり、自分の中で評価のポイントが違うことが多々あります。ただ、次につながるのは達成感のような気がします。伸びしろの違いでしょうか。もう人生も4コーナーに差し掛かってきた僕が伸びしろを意識するのも妙な気もしますが。

休会という名の退会

年始から習い始めていたピアノレッスン、残念ながら今月から「休会」扱いにしてもらっています。コロナ禍で密閉されたブースでのレッスンができなくなり、オンラインでのレッスンか、教室に行っても別ブースでのレッスンになっていたので、モチベーションが下がってしまいました。コロナの収束状況によってはこの変則レッスンも通常に戻っていくのかもしれませんが、感染者数がなかなか減らない現状では厳しいでしょう。

 

休会と言いながら、実質は退会なんだろうと思っています。よくミュージシャンがグループ活動に終止符を打つとき、解散ではなく休止という表現を使うのに似ていると思います。あちらは何年かしたら活動再開することもあったりしますが、僕のピアノの方はその可能性は薄いかなというのが正直なところです。

夏の名残

先日、いつも通っているスポーツクラブの浴室で、見慣れないシャンプーの容器を見つけました。青い色のパッケージのそのシャンプーはいわゆるトニックシャンプーでした。試しに使ってみたところ、風呂から上がったあとも頭皮がスースーして、なかなか快感でした。

 

こんなに気持ちいいなら、もっと前から使えばよかった。何なら家のシャンプーもこっち系にしようか、でもさすがに今から買うのはない話なので、来年の夏には…などと考えながら帰宅しました。

 

きょうも朝からひと泳ぎしてきたのですが、残念ながら事務のお風呂からトニックシャンプーは消えていました。もう10月ですから仕方ないでしょう。完全に夏の名残の痕跡が消えてしまいました。

マスク忘れ

外出時のマスクがすっかりデフォルトになった今日この頃ですが、家ではマスクをすることはないので、うっかりそのまま出かけてしまうということが時々あります。

 

玄関を出て数十歩なら、家に戻ってマスクをすればいいのですが、もうすぐ駅に着くというところまで来て、周囲の人のマスク姿にハッとさせられてしまうと、そういう訳にはいきません。そして、けさがまさにそういう状況だったのです。

 

近くのコンビニか駅ナカのドラッグストアで買うしかないなと覚悟を決めたとき、「あ、予備を入れてた」と気付きました。そう、こんなこともあろうかと、数枚のマスクをカバンの中に用意していたのです。

 

このファインプレーのおかげで余計な出費をせずに済みましたが、この手の「もしもの時に」案件でカバンが重くなるのも考えものです。薬、のど飴、ミネラルウォーター、筆記用具などなど、結構な荷物になっています。どこまで保険をかけるか、安心と重量でトレードオフな訳です。