60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

「生きてればなんとかなる」

昨日の東証のシステムダウンには驚かされました。ニュースを知ったときに最初に思ったのは「担当者は大変だろうな」ということです。

 

僕も日々の仕事の中で小さなミスを重ねてきました。証券取引所ほどの大規模なものではありませんが、会社のシステムまわりを担当したこともあるので、こういったトラブルで冷や汗をかいたことも何度かあります。

 

最悪の事態が起きたときは「夢であって欲しい」と願いますし、どこかへ逃げてしまいたくなります。幸いなことに「死んでしまいたい」とまで思ったことはありませんが、責任感の強いサラリーマンの中にはそこまで追い込まれる人もいるかもしれません。

 

芸能人の自殺が相次ぐ中、人気ドラマの半沢直樹に出てきたセリフ「生きてればなんとかなる」が注目されましたが、大きなミスをしたサラリーマンにも響く言葉です。まもなく株式市場の取引が始まりますが、きょうは無事にシステムが稼働することを祈るばかりです。

きょうから10月

気がつけば、きょうから10月です。世間的には国の制度が変わったり、何かのサービスが始まったりと、いろんなトピックスがあると思いますが、個人的には「衣替え」が思い浮かびます。

 

朝夕に冷んやりするようになってきたので、そろそろシャツは長袖を出さなきゃ…とか普段着のこともそうなのですが、ゴルフウェアの衣替えも気になるところです。

 

長袖シャツから薄手のセーター、ウインドブレーカーからダウンジャケット、インナーもヒートテックを用意しないといけません。最終的には「極暖」を着込むことになります。

 

当面の大きな変化は、ゴルフ場のクラブハウスに入るときに「ジャケット着用」が義務付けられることでしょうか。オシャレな人やきちっとした人は夏場でもジャケットを羽織ってゴルフ場に現れますが、僕のような無精者はできるだけ身軽でいたいと、そのままコースに出られる服装でゴルフ場に行ってましたから。

 

そんな気楽な季節も終わり、次のラウンドからは秋冬シーズンのラウンドに突入です。

やっぱり定期は買わない

コロナがこのまま収束するのか、あるいは新たな波がやってくるのかわからないまま、世の中はgo to なんとかやら、経済を動かす方に舵を切ろうとしています。そんな中、僕の勤め先でも少しずつコロナ以前の勤務形態に戻そうという動きが出てきました。

 

完全にテレワークをなくす訳ではないのですが、出社の頻度を高くして、通常に近づけていこうという考えのようです。ここで問題になるのが「定期を買うか買わないか問題」です。

 

前の定期の期限が切れてからは、切符を買ったり回数券を買ったりして電車に乗っています。週5日、会社に通っているときには、定期を買うことが当たり前で、コストのことなどは考えたことがなかったのですが、週2〜3日という微妙な出勤日になると、どちらが得なのか改めて考えることにしました。

 

ざっと計算してみると、月に17往復で定期代と都度購入がトントンになるようです。思っていたより定期が高いなと感じたのは、安い通学定期のイメージが残っていたからでしょうか。月17往復だと週に最低4回は乗らないと損になってしまうので、やっぱり定期は買わないことにします。

セキュリティボックス

朝、ゴルフ場のフロントでチェックインを済ませた後、セキュリティボックスに財布や定期入れを預けるのが僕のルーティンになっています。これまでに盗難などのトラブルに遭ったことはないのですが、予防的にしている習慣です。

 

ゴルフ場によってセキュリティボックスの機種が違いますが、一番戸惑うのは「鍵」の掛け方でしょう。かつてはロッカー番号と暗証番号を入力して解錠するものがほとんどでしたが、最近は指紋認証で鍵をかけられ、開けるときも指をかざせばロッカー番号を入れなくても扉が開くというのが増えてきました。

 

これなら、ロッカー番号も暗証番号も覚えておく必要がないので便利なのですが、「指紋のデータを悪用されたりしないだろうか」と心配な気もしてきました。たぶん杞憂なのでしょうが、銀行口座から勝手に預金が引き出される時代ですから、どこに落とし穴があるかわかりません。こんなことを書きながらも、けさもこの後、ルーティン通りに財布を預けることになりそうです。

名誉なケチ認定

先日、嫁さんと息子と外食していたときに、2人に「ケチだ」と言われました。ゴルフ道具をしょっちゅう買い替えたり、iPhoneの新機種に飛び付いたりしてるので、てっきり浪費家だと思われていると想像していたので、意外なことでした。

 

別に食事の席で「高いものは頼むな」とか「飲み物は水でいい」とか言った訳ではありません。夜、家の階段の電気を消す行為がケチだと言うのです。

 

就寝中、誰も使うことのない階段の電気が点灯しているのは無駄だと思って、いつも消しています。暗くなったら自動で灯る足元灯があるので、夜中に起きても危ないことはありません。ただ、嫁さんは「防犯のために(誰かが家にいることをアピールするために)」点けておいた方がいいと言うのです。

 

防犯効果があるのかどうかはさておき、そういう意図があるのなら、点けっぱなしを容認してもいいと思います。僕は「資源を無駄にしない」と思って消していたつもりでしたが、心のどこかで「退職後の生活費を少しでも圧縮したい」という助平心があったのかもしれません。でも、いいんです。浪費家と思われるよりケチと思われる方が名誉なことです。これからも生活の無駄を少しでもなくしていきたいと思います。

ゴルフ不調の理由は「テレビの見方」

ひと頃に比べると、ゴルフが不調です。ある時期は「このままいけば、シングルになるのも夢じゃない」と思っていたのですが、最近は「ドライバーが良ければアイアンが悪い、アイアンが良ければドライバーが悪い、パターは常に下手」というかつての状態に逆戻りした感じなのです。

 

不調の原因をいろいろと考えてみたのですが、そのひとつはリズムの悪さです。ミスショットしたときには「打ち急いだ!」という自覚があるのです。そして、この打ち急ぎの原因はテレビの見方にあるのでは?と思い始めました。

 

いつも「趣味はゴルフとサウナ」と言っていますが、実は一番時間を使っているのはテレビ視聴です。ドラマからバラエティに始まり堅めのドキュメンタリーまで、ありとあらゆる番組を撮り貯め、夜や休みの日に見続けています。その中にはもちろんゴルフ中継やゴルフレッスン番組も含まれていて、ゴルフネットワークやらスカイAといったCS局までチェックしているので、割合で言うと一番多いかもしれません。

 

これらを見るとき、時間節約のために1.3倍速で再生するのですが、これが「打ち急ぎ」の原因じゃないかと疑い始めたのです。先日、女子ゴルフの試合を録画ではなく生放送で見ていたときに「ずいぶんとゆっくりしたスイングだなあ」とつくづく思ったのです。知らず識らずの間に1.3倍速スイングに目が慣らされていたのです。

 

ということで、これからしばらくはゴルフ番組は通常のスピードで再生して見ることにします。これでリズムが良くなれば、原因はこれだったと証明できますから。

緩んだネジを締め直さねば

テレワークが続き、生活のいろんな部分での緩みが露呈してきました。年初から習いだしたピアノ、レッスンまでには課題をある程度は弾けるように練習していましたが、このところは「いつでも練習できる」と油断して、準備が不十分なままレッスンに臨むということが続いています。

 

ダイエットもそうです。せっかく苦労して目標体重まで減らしたのに、最近は3〜5kgほど超過していて、こちらも「いつでも絞れる」と油断していたら、結局はリバウンド一直線になってしまいました。

 

自分の心の弱さと言ってしまえばそれまでなのですが、やはりテレワークで生活のリズムが崩れたことが大きいと思います。自分で時間を融通できる分、ルーズになってしまっているのです。仕事もなんだか中途半端で、結構ヤバい状態です。

 

まさに緩んだネジです。締め直すしかありません。一日のタイムスケジュールをしっかり計画して、それを粛々とこなすことにします。まるで小学生のようですが、50過ぎても基本は同じです。でも早期退職してしまえば、緩みっぱなしでも何の問題もないんだろうなあと思うと、またそっちの虫がウズウズしそうです。