60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

書くことの意味

3年ほど前に20キロくらいのダイエットをしました。半年で減らしたので自分でもよく頑張ったと思うのですが、最も効果があったのは「記録する」ことだったと考えています。

 

スマホの「あすけん」というアプリに、毎日の体重や運動量、食べたもの全てを入力するのですが、減量後の今でも続けていて、リバウンドせずにキープできているのもこのおかげだと信じています。

 

少し前にレコーディングダイエットというのが流行りましたが、理屈はそれと同じでしょう。記録することで現状を把握し、はみ出しそうになるのを防ぐという感じでしょうか。別に書けばカロリーが減るという訳ではありませんが、ついつい食べ過ぎたり体重が増えていることがわかると、翌日は食べる量を減らしたりプールに行ったりと、何らかの反応をせざるを得なくなるのです。

 

今の体型に不満はないのですが、ちょっと違う自分を見たくて、あと5キロ絞りたいと考えています。それで、2020年の仕事始めの日から取り組み始めたことがあるのですが、その話は成果が出たら書こうと思っています。

スマホで頻繁に使うアプリ

スマホでよく使うアプリというと、メールやSNSなどのコミュニケーションツール、それにウェブブラウザでしょう。そんな中、僕が他人よりよく使うのは「お天気アプリ」です。

 

平日は傘を持って行くかの判断に利用しますが、何より大事なのは土日の天候。そうです、いい天気でゴルフができるかどうかです。

 

基本的にはウェザーニューズのアプリで天気予報を確認します。これが降水確率0%で何の心配もないのならそれで終わりなのですが、怪しいときには「ハレックス」「ゴル天」といったいった天気予報ページをブラウザで見に行くことになります。しかも、月曜日から週末まで1日に何度も。

 

実際、日が近づくにつれ予報が変わることもありますが、どこかで「大丈夫、何とか降られずにすみますよ」という安心を与えて欲しくて探し回っている自分も感じています。その感じはほとんど占いで、自分に都合のいい予報だけを信じるようにしています。

 

さて、日曜日の天気予報は結構厳しいものになっていますが、晴れ男パワーでひっくり返すことができるかどうか。当日朝まで、何度も複数のサイトをチェックすることになりそうです。

スーツが要らない幸せ、または不幸せ

クローゼットの中のユニクロ率が高いという話をこの前に書きましたが、さらに衣料費にお金をかけずに済んでいるのはスーツとネクタイがほとんど要らないという仕事環境にあります。

 

大阪梅田でサラリーマンをしていますが、ちょっと特殊な業種のためカジュアルな服装での勤務が許されています。なので平日も土日も区別なく、それこそ全身ユニクロで出勤することもザラなのです。

 

大切な取引相手と会うときなどはさすがにスーツを着ますが、年に10日あるかないか程度です。ですから夏用に1着冬用に1着で用が足りて、新しいスーツを買うことがほとんどないのです。このことが僕のファッション感度を下げた(あるいは上がらなかった)原因といってもいいでしょう。

 

今さらオシャレに目覚めて何十万円もするスーツを買うことはありませんし、買っても着るチャンスはほとんどありません。たぶん定年後の再雇用には応募しないでしょうし、下手したら早期退職まで考えているのですから、これからも縁がないようです。ひょっとしたら、僕が一番フォーマルな服装をするのは、ちょい高級なゴルフ場でラウンドするときかもしれません。

体験レッスンに行ってきました

「趣味は?」と聞かれると、「ゴルフとサウナです」と答えています。前者は立派な趣味ですが、ひとりでは成立しにくく天候に左右されるという弱点もあります。また、歳を取ったら続けられなくなるかもしれないという恐れもあります。後者は趣味というより嗜好と言った方が正しいでしょうか。最近のサウナブームに乗っかったと思われるのもシャクに触ります。

 

ということで、新たな趣味探しをしようとピアノ教室の体験レッスンに行ってきました。幼稚園の頃に習って挫折、社会人になってからも一度通ったのですがこれも続かずで、三度目の正直になります。

 

今回、少し心持ちが違うのは習得したいスキルです。講師の女性に「どんな曲が弾きたいのですか?」と聞かれ、「歌謡曲の伴奏ができれば」と話しました。そうなんです、ピアノ弾き語りがしたいのです。

 

たぶん、ピアノソロを弾くのとピアノ伴奏をするのとでは、アプローチが違うでしょう。実際、体験レッスンでもコード進行についての説明が中心になりました。それなりに難しい内容でしたが、「子ども扱い」されなかったことでかえって好感を持ちました。

 

そんなことで、来月から「ピアノレッスン」が日々のスケジュールに加わることになりました。教室でのレッスンだけでなく、どれだけ家でも鍵盤に触るかが継続のカギでしょうね。来年の今頃、趣味は?と聞かれて「ゴルフとピアノを少々」と言える自分になりたいです。

ユニクロの功罪

僕のクローゼットに占めるユニクロ率はとても高くなっています。リーズナブルな価格でそこそこの品質なので、とても使い勝手のいいブランドです。年末年始のセールでも半額になっていたカシミアのセーターを買いました。

 

でも、何だか満たされないのです。ユニクロで服を買うのは、生活必需品を購入することであり、オシャレや贅沢をする行為ではないからです。本来、ファッションを楽しんでもいいはずのゴルフウエアでさえ、気が付けば全身ユニクロという日もあります。

 

ヒートテックに代表されるインナーはまあいいでしょう。でも、他人の目に触れるアウターくらいはユニクロから離れた方がいいのかも?という気持ちになっています。誰も50過ぎのオヤジの着てる服なんか気にしないでしょうが、そこを開き直ってしまえば「終わり」なんじゃないかと思うのです。

 

ということで、年明けから「非ユニクロ」でジャケットやらキャップやらを買い始めています。良いものというか、自分のこだわったものを長く身につけることで、コスパは改善すると信じています。

憂鬱な仕事始め

嫌だ嫌だと思っていても時間は流れてしまうもので、年末年始休みが終わって仕事始めを迎えてしまいました。けさも「いつもの」電車に乗って会社に向かっています。

 

連休明けで特に残念なのが、月曜日スタートのパターンです。いきなり5連勤しないといけないというのは不幸です。せめて水曜日くらいから3 日働いて、次の休みに逃げ込みたいもんです。

 

少しだけ救いなのは、きょうの仕事始め前に「リハーサル」があったことです。実は会社がらみのイベントが4日にあって、それに顔を出さないといけなかったんです。仕事と呼べるものではありませんでしたが、いちおうこれが2020年の始動だったので、ちょっとだけエンジンが暖まっています。

 

長い一年、憂鬱な日はこれからもあるでしょう。気持ちをコントロールしてこれをどうやって乗り越えていくのか、「定年」まで続く課題です。

もう休み終わりかよ

「もう休み終わりかよ」。日本中のサラリーマンの何百万人がきょう、つぶやいていることでしょう。この年末年始休みは土日の配列が絶妙だったため、長期の休みとなりました。休みに入る前は「今回はずいぶんゆっくりできそうだな」と思ったものですが、終わってみれば(正確には終わりそうになれば)もう終わりかよとなるわけです。

 

思えば、がむしゃらに仕事をしていた40代前半までは、長い休みが欲しいと思ったこともなければ、休日出勤もそれほど苦ではありませんでした。けっして仕事が好きな方ではないのに。習慣というものでしょうか。それが40代半ばごろから、「早く盆休みにならないか」「しばらく祝日がない」等々、休みが恋しい体質になってしまいました。

 

この心境の変化は、歳を取って体力が衰えたからなのか、仕事の内容が変わってモチベーションが落ちたからなのか、あるいは両方なのかわかりません。ただ間違いなく言えるのは、「もう戻れない」ということです。これからも祝日や休暇を楽しみに日々をこなすしかないのです。

 

その辛抱ができているうちは、「早期退職」を選ばずに済むのでしょう。我慢できなくなって、「毎日が日曜日」を望むようになったときには、退職届を出すことになるのでしょう。あと8年、だましだましでも何とか頑張りたいものです。