60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

カバンの中身

目立つ汚れを洗うためだったり、新しいのを買ったタイミングだったり、カバンの中身を全部出すことがあります。そのとき、「こんなものまで入れてたのか」とびっくりさせられることがあります。

 

もしもの時ようにと胃腸薬や頭痛薬さらに鎮痛剤まで入れてましたが、この1年で出番はありませんでした。本をしっかり読む時のためと入れてた老眼鏡も電車の中で本を読まなくなり使うことはありませんでした。クリアファイルにはずいぶん前に会社で配られた書類が入れっぱなしですが、もう必要ないものがほとんどです。今年の夏は「事故で電車に閉じ込められた時」用にミネラルウォーターのペットボトルも常備していましたが、さすがにやめました。

 

通勤カバンだけではありません。キャディバッグの中にも、必要以上の数のゴルフボール屋使ったことのないタオル、グローブも新品だけで3枚も入っていました。とにかく、「念のため」に入れておかないと不安になる性分なのです。

 

街のどこにでもコンビニがある現代、何か困ったことがあっても大抵は「買えば済む」のです。ひとつひとつは大した重さじゃなくても、合わせればそこそこの重量、これを定年まで持ち歩くのは実に無駄な話です。

 

その人のカバンの中身は、ひょっとしたら心の中にも通じるような気もします。考えなくていいことをいつまでもウジウジと抱えている自分は、どこかで荷物の整理をしないといけないはずです。