60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

「早期退職したい人」の心の中

今年春の人事異動で不慣れな部署に移って以来、ずっと早期退職したいと思っていました。仕事のいろんなストレスから解放されてのんびりと余生を過ごせればと考えていたのですが、最近は「本当に望んでいることなのか?」と揺れ始めています。

 

早期退職を考えた本音は、「他人による評価から逃げたい」ことにありました。自分だけの世界に引きこもれば傷つくことから逃れられるからです。ところがその反対に「他人に認めてもらいたい」いわゆる承認欲求が思っていた以上に強いという自分にも気づいてしまったのです。

 

今さら会社で出世したいとは思いません。自分の実力は把握しているつもりですので。でも趣味のゴルフでバーディーを取ろうが70台で回ろうが、それを見ていて「すごいね」と言ってくれる他人の目がなければつまらないのです。

 

何でもいいから、何かで輝いている自分を誰かに見てもらいたい。その気持ちに素直になって、その「何か」と「誰か」を探すことが当面の課題になりそうです。