60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

ふるさとはどこですか

「ふるさと」なんで言葉はふるさと納税以外で使うことはありませんが、そもそもふるさとの定義というか、自分にとってのふるさととはどこだろうかと考えてしまいます。

 

関西で生まれ育った僕は、中学の途中で親父の生まれ故郷である九州に引っ越し、大学進学でまた関西に帰って来ました。多感な時期を九州で過ごしましたが、自分は関西人だという自覚はあります。

 

じゃあ九州には何も感じないかというと、けっしてそんなことはなく、古い友人に会ったり高校時代にたむろしていた場所に行くと、懐かしさが溢れ出してきます。

 

ただ、九州での生活は借家暮らしだったので、当時住んでいた家はなく(別な人が住んでいるのでしょうが)、いわゆる実家はありません。そこがふるさととは呼べない最大の問題点かもしれません。

 

もし、生まれも育ちも九州で、実家もしっかりあって、おふくろはまだ生きてる…なんて状況なら、早期退職してふるさとでのんびりとゴルフ三昧の生活を送るという日々を考えていたかもしれません。家族は誰もついて来てくれないでしょうが。