60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

ピアノレッスンを続けられる訳

今年の頭から通い出したピアノ教室。コロナの影響でオンラインレッスンとなり、教室再開後も生徒と先生が別のブースに入るという遠隔での講義が続いています。これだと結局はオンラインレッスンと変わらないので、家で講義を受けるのと同じなのですが、会社帰りに寄ったり事務手続きがあったりと、時々はリアルな先生の顔を見に行く感じです。

 

このリモートレッスン化で「離脱者」が増えたそうで、退会や休会する人が相次いでいると聞きました。やはり隣に座ってもらってレッスンを受けないことにはなかなかイメージが出ないですから。また、やめることはしなくても講義を予約しない人も多いそうで、「それだと会社は損しないけど、私たちはレッスンしないことにはお金もらえないんです。」と先生がこぼしていました。

 

僕もどうしようかな?と考えたことはあったのですが、ゴルフだけが趣味だと身体が動かなくなったときに困るなと思って始めたピアノなので、なんとかやめずに続けています。毎日とは言えませんが、週に4日くらいは鍵盤に触れる習慣がつきました。

 

なぜ続けられるかを考えたとき、「先生に怒られる、呆れられる」恐怖が練習のモチベーションになっていることに気付きました。こちらはお客さんで、しかもええ歳のおっさんなので、先生に叱られるということはないんでしょうが、子どものときの習い事で練習をせずに行って怒られた経験が軽いトラウマとなっているのかもしれません。これって、ライザップのダイエットのモチベーションと同じですよね。誰かに監視される見守ってもらうことが、自分の我慢や努力の原動力となるわけですから。そんなこんなで、きょうも会社帰りに「叱られ」に行ってくるつもりです。