60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

やっぱりルーティーンは大切

何年か前にラグビーの五郎丸選手のキックに入るまでの独特のルーティーンが話題になりましたが、ラグビーに限らずいろいろなスポーツでルーティーンにこだわる選手が多いようです。古くは阪神タイガースの掛布選手のバッターボックスでの挙動、よくモノマネの対象になりました。ゴルフでもショットに入るまでの素振りの回数やスタンスを取るまでの足の運び方まで細かく決めている選手もいると聞きます。一種のおまじないなのでしょうか、同じ動作で入ることでいつもと同じショットが打てるという自己暗示をかけているのでしょう。

 

最近、このルーティーンがスポーツの場面だけでなく、またもっと時間幅の大きいところでも大切なんじゃないかと思い始めています。歳を取ってから朝起きるのは苦痛ではなく、むしろ目が覚めてしまうようになったのですが、パッと起きて次の動作に移れる日もあれば、ダラダラと二度寝をしてしまう日もあるわけです。この朝の過ごし方で一日の充実度がずいぶんと変わってくるなと気付いたのです。

 

仕事に行く(今はテレワーク)前に、ピアノの練習とパターの練習をこなした日は何となくその後の仕事にも身が入るのです。練習と言っても長くて30分、短ければ5分程度の話です。それでも「きょうはノルマを達成した」と思うと、自分はできる人だと錯覚して仕事に臨む姿勢も前向きになるのです。ひょっとしたら単純に身体や頭を使うことで目が覚めるだけなのかもしれませんが。

 

これにプラスして、「夕食前に筋肉体操をする」というルーティーンも取り入れられれば、このところリバウンド傾向にある体重を減らすことにもつながるかもしれません。さも大発見した気分でいましたが、要は生活習慣を整えることは大事ということに気付いただけでした。ただ、こういう気付きは実感を伴わないとなかなか身につくものではありませんので、自分にとっては大きな変革になるのではと好意的に解釈しています。