60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

マスクは供給過多なのでは?

新型コロナウイルス感染が始まった頃は、ドラッグストアの店頭からマスクが消え、ネットでは高額で取引されるようになりました。ひどいときには50枚入りで5,000円を超えるような売り方もあったのではないでしょうか?その後、中国から大量のマスクが入ってきたことで、街では1箱(50枚入り)2,000円でも売り残るようになるなど、品物がダブついてきている報道を目にするようになりました。それでも、安全安心の日本製のマスクは人気なようで、シャープが作るマスクなどは相変わらず抽選でも入手しにくいそうですが。

 

このように需給バランスによって商品の値段が決まるわけで、マスクの場合は供給が急回復したことで値段が下がりましたが、実は需要も最盛期に比べると落ちているのではないかと睨んでいます。布製マスクの登場のせいです。

 

評判の悪いアベノマスクはさておき、政治家や行政のトップが記者会見する様子などを見ていると、センスのいいデザインだったりワンポイントの絵柄が入った布製のマスクをしていることに気付きます。小池都知事なんかは毎日違うマスクをしてるんじゃないかと思うくらい、テレビで見るたびに違うマスクを使っている印象があります。西村大臣のマチのあるブルーのマスクも当初からおしゃれだなと思っていました。

 

こうした洗って繰り返し使えるマスクをいろんなメーカーが作るようになりました。最近では水着素材を採用したミズノの「マウスカバー」が大人気だと聞きます。そして大本命と言えるユニクロも夏にはエアリズムマスクを販売することになっています。これなら、ゴルフのラウンド中にしていても息苦しくも暑くもなさそうです。

 

単なる消耗品からファッション性や機能性が問われるようになったマスク、1箱なんぼの中国製の需要はますます細くなっていくのではと予想しています。