60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

年に一度の定期検査

年に一度、胃カメラ検査を受けることにしています。サラリーマンなので会社でも半年ごとに健康診断はやってくれるのですが、もし胃腸に異状があってもカメラでなければ見つけにくいという話を聞き、10年くらい前から自腹でやるようになりました。ということで、普段の通勤より2時間ほど早い電車に乗ってクリニックに向かっています。

 

胃カメラにもいろいろなやり方があって、口に管を入れるのが苦手で鼻からカメラを入れるやり方を選択する人もいるそうです。僕は口から入れてもらうのですが、眠らされてるうちにやってもらうので、痛いとか気持ち悪いというのを感じることなく検査を終えることができます。

 

腕に刺した点滴から眠剤を投入するのですが、ポタポタと落ちる液体を5粒も数えないうちに眠りに落ちてしまいます。何とか抵抗してやろうと、毎年頑張って目を開けておこうとするのですが、薬には勝てず意識は遠のいていきます。あれは何とも快感で、ちょっと癖になりそうで怖いです。

 

検査終わりで数時間眠った後に起こされて画像を見ながら簡単な説明を聞くのですが、このときにまだ頭がボーッとしていて、よく覚えていないのが唯一のデメリットです。まあこれまでは深刻なことを言われることがなかったので、ボーッとしててもよかったのですが。

 

一年に一度の定期検査、死ぬまでの間にあと何回経験することになるのでしょうか。毎年費用をかけているわけですが、このまま空振りが続くことを祈るばかりです。