60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

割引の功罪

僕は大金持ちでもなければ浪費家でもないので、割引という言葉が大好きです。僕に限らず、同じ商品ならできるだけ安く手に入れたいというのが、普通の人の感覚でしょう。

 

ただ、この割引の存在が購買意欲に水を差すこともあります。僕にとっての最初の「割引の弊害」は某ドーナツチェーンでした。それほど美味しいとも思いませんが、駅前にあるとついつい寄り道してしまうという店でした。ある頃から不定期に100円セールを始めました。そうすると、100円で売っていないときには何だか損をしているような気がして、そのうちにセールをやっているやっていないにかかわらず、足が遠のいてしまいました。

 

同じことを感じつつあるのが、日本を代表するファストファッションのあの店です。だいたい金曜日にチラシが入りますが、「特別価格」になっている商品しか興味がわいてきません。うっかり定価で買ってしまうと、後で値下がりしてるのを見つけてガッカリしてしまうからです。

 

商売というのは難しいものですね。突き詰めれば、Appleのように基本的には値引きをしないやり方か、西友のようにエブリデイロープライスと謳うか、どちらかだと思います。