60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

親の財産

けさ、ニュースサイトを眺めていると、「高齢の親の財産 50代後半の6割近くが把握せず」という記事が目に入りました。僕も世の中の大多数、“把握せず”派のひとりです。

 

これはズボラなのではなくて、把握する必要がないと考えているからです。把握しないといけないのは、親の遺産にめっちゃ期待しているか、とんでもない金額の相続税を心配するか、どちらかの人だと思います。

 

でも一番大きな理由は、「親にそんなこと聞けない」ということなんでしょう。財産の話なんかしたら、「俺が死ぬのを待っているのか?」と言われそうです。言われなくても、そう思われるのは心外です。

 

理想的なのは、親の方から積極的に情報開示してくれること。ついでに相続についてもハッキリさせておいてくれると、残った人間が揉めなくて助かります。こういうことを言い出せるのは親が元気で、「相続なんてことはずいぶん先の話だよね」と笑って話せるうちでしょう。そういう意味では、うちはすでにタイミングを逃しちゃってるかもしれません。