60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

どうやってでも生きていける

昨夜、高校の同窓会に顔を出しました。卒業して35年、当たり前ですが自分も含めてずいぶんとくたびれた大人になっていました。

 

その中で、1年生のときに同じクラスだった女性と高校のとき以来の再会をすることができました。特に好意を寄せていたわけではありませんが、クラスメートの中でもひときわ大人びた雰囲気がある彼女のその後は気になっていたのです。

 

話を聞くと、短大を出てしばらく勤めた後に結婚。メーカー勤めのご主人の海外赴任にもついていき、子どもが高校に入るタイミングで夫婦の故郷に帰って来たとのことでした。

 

結婚した当初からいずれは「帰る」と決めていたそうですが、会社を早期退職して故郷に帰ることに、先々への不安はないのかと聞いてみました。「どうやってでも生きていけるからね」。長い海外生活で外国人の生き様を見ていて達観できたそうです。「こうでないといけない」老後の迎え方に、我々日本人は縛られているのかもしれません。