60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

逃げているだけなのか?

早期退職を考え始めたきっかけは人事異動でした。これまで経験したことのない畑違いの仕事をさせられることになり、慣れない業務や人間関係への戸惑いと前の職場への愛着で心が潰されそうになったのです。

 

こんなに辛い思いをするなら、いっそ辞めてしまおうか?まさに「逃げの一手」の早期退職なのですが、以前からも考えていたことではありました。これまで上司には恵まれてきたサラリーマン人生だったのですが、中でも尊敬していた2人が55歳で早期退職しているのです。

 

それより以前にも早期退職する先輩がいて、「好待遇を捨てて、もったいなくないですか?」と聞いてみたことがあります。その先輩は「たった一度の人生、自由な時間を買うと思えば惜しくないよ」と言ってました。

 

だから早期退職を考え始めたことは「逃げ」だけではないんです。ただ、その道を選んだ先輩たちと違うのは「辞めて何がしたいか」という明確なビジョンがないこと。尊敬する2人の元上司はサラリーマン時代とは全く関係ない仕事で活躍されてます。自分にはそんなスキルもやりたいこともなく、ただただ趣味に生きたいとしか思えないのです。やはり、この動機では弱いのでしょうか?