60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

辞めたら損!

きのうのランチは、退職金や再雇用について詳しい人事周りの会社の先輩と一緒でした。いつものように早期退職の話をすると、「辞めたら損やで」と即答が返ってきました。

 

仕事柄、多くの退職者を見てきて、もちろん早期退職を選んだ人もいたそうですが、60歳の定年、あるいは65歳まで再雇用を選ばない50代で会社を去る人は、"やりたいこと"が必ずあるのだそうです。これは多くの人に指摘されるのですが、"ぼーっとする"ために辞める人はいないそうです。

 

「やりたいこともないのに会社を辞めて、ぼーっとするのは1週間で飽きる」かどうかはさておき、先輩の「辞めたら損」という言葉には説得力があります。勤めていればもらえる給料だけでなく、健康保険に厚生年金と会社が負担してくれている金額は馬鹿にならず、それを自ら5年分も放棄するなんてありえないとのことでした。

 

まあ、そうなんでしょうねえ。面白い仕事なんてぜいぜい40代までで、出世しようがしまいがあとは惰性で会社に残ってる人がほとんどなんですよね。でも、年功序列でそこそこの給料が出るから辞められない。少し早期退職への道が細くなってきた気がします。