60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

いくら貯めておかないといけないのか

老後の生活を送るのに年金だけでは足りず、2000万円の蓄えが必要とした金融庁の資産が問題になりました。受け取れる年金額や生活費は人それぞれでしょうから、一概に2000万円と決めつけることはできないでしょうが、年金だけでそこそこ豊かな老後を過ごすのは難しいというのは動かしがたい事実でしょう。

 

さらに僕のように「早期退職」を希望する場合、収入が早く途絶えるわけですから年休給付までの生活費も用意しておかなければなりません。その金額もピンときません。現在、年にいくら使っているかを精査したことがありませんし、そこからどこまで倹約モードにしていけるかもわかりません。ただ、ネットなどの情報を総合すると、月30万円みておけばいいのではないかとされているようです。これで年360万円、少し贅沢が抜けないとしても年500万円あればかなり余裕のある生活ができるはずです。

 

55歳で会社を辞めるなら、年金がもらえるまでに10年。さきほどの年500万円で計算すると5000万円になります。さらに例の“年金だけでは足りない”2000万円を加えると、7000万円が必要になります。年金制度の改悪やインフレなどへの備えも考慮に入れると、ざっと1億ということになるでしょうか。

 

ブログの命題である「早期退職」はなかなか難しい課題のようです。生活をダウンサイズしてこの1億円を圧縮するか、宝くじを当てるくらいしか方策を思いつきません。投資で増やすという方法もあるのかもしれませんが、そんな能力があるならこんなことをウダウダと書くダメリーマンにはなっていませんから。