60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

生命保険は貯金がわりになるのか

いわゆる「老後2000万円問題」から不信感が広がった年金制度。個人的には、年金制度がそこまで脆弱だとは思っていませんし、逆に安心している訳でもありません。年金をある程度は当てにしつつも、自助努力でいくらかは貯めとかないとなと覚悟しているのです。

 

持ち家があればつつましい生活をすれば年金だけでも何とかやっていけそうですし、そこそこ老後をエンジョイしたいならプラスアルファの蓄えは必要でしょう。そんな当たり前のこと、みんなどうしてわからないんでしょうか。

 

さて2000万円が適当かどうかは別として、年金以外の資金として生命保険会社の商品を購入している人も多いのではないでしょうか?僕も若い頃に会社に出入りしていた「保険のおばさん」に勧められて、死亡保険と個人年金に加入しました。これが今となっては実にラッキーだったのです。

 

時代は1990年代前半、バブルははじけたとはいえ、まだまだ高金利が続いていました。なので、僕が入った個人年金は予定利率が5%を超えるもので、俗に言う「お宝保険」になっています。もちろん、月々の給料から結構な額が天引きされている訳ですが、55歳まで払い続ければ60歳から10年間はそこそこの年金がもらえます。

 

生命保険会社の商品を貯蓄として意識したことはなかったのですが、結果的には給料天引きが貯蓄の近道だったと振り返っています。