60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

速いグリーンの方が得意

きょうはゴルフの話です。僕のゴルフの腕前は調子が良ければ80台、ちょっと悪くても100は叩かないというレベルです。まあ平均よりは少し上手というくらいでしょうか。中学のときに野球をやっていたおかげか、結構な飛ばし屋です。僕と同じ組に入ると、力んで調子を崩す人もいます。ただ、パットが下手です。これが改善できれば、あと5つくらいはスコアを縮められるのではと考えています。

 

そんなグリーン上の劣等生でも、ときどき少ないパット数で上がってこれる日もあります。それは「速いグリーン」の日です。ふつうグリーンが速いと難しいとされるのですが、僕の場合、真逆なのです。芝を短く刈ってパンパンに固めた、いわゆる高速グリーンの方がイメージが出るのです。

 

これは案外、パターを苦手とする人の共通点かもしれません。要はパターに自信のないひとは強くパットすることができず、たいていショートしてしまいます。当たり前のkとですが、パットはショートしては絶対に入りません。だから同じ1メートルを残すにしても、オーバー目に打つのがセオリーです。ところがパターが下手な人はカップを大きく通り過ぎるのを恐れるあまり、しょーとしてしまうのです。返しのパットに自信がないので、よりその傾向が強くなります。

 

これが速いグリーンだと、自分が考えている以上にボールが転がってくれるので、かえって結果が良くなるというわけです。先日の女子プロゴルフのプレーオフでも、決められなかった鈴木愛は上り、決めて優勝した渡邉彩香は下りのラインでした。ただ、鈴木愛は入れられなかったとは言え、きっちりとオーバー目に打っているのが立派です。

 

僕の座右の銘は「Never up never in」です。そう、届かなければ入らないのです。これはゴルフの格言に限らず、人生訓にもなると思うのです。でも、ゴルフでは「手前から」が基本だったりもするので、そこらへんが複雑で面白いところなのです。