60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

老いの自覚

50歳を過ぎたというのに、自分がオッサンになったなあと感じることはそれほどありませんでした。確かに夜更かしは堪えるし、筋肉痛も3日ほど遅れてやってきますが、それは40歳くらいには始まっていたことなので、今さらという感じなのです。ゴルフの飛距離もそれほど落ちたということもなく、何とかキープできているつもりだったのです。

 

オヤジになったなと思うようになったのは、体力というよりは精神的な部分です。世間で面白いとされていることにちっとも興味がわかなくなったのです。ヒカキンに代表されるユーチューバー、何が面白いのかよくわかりません。YouTube自体はよく見るのですが、その多くはテレビの過去素材、やっぱり僕にとってはテレビこそが娯楽の王道なのです。今でこそコンプライアンスでがんじがらめになった放送業界ですが、昭和のテレビ番組は視聴者の想像を超える笑いが満載でした。

 

いつ頃から若い人の笑いについていけなくなったのか考えてみたら、「バズる」という言葉が使われ出した頃からだと気付きました。旬のエンタメにバズらなくなった僕の感覚、やっぱり現役ではないことを自覚せねばならないようです。