60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

あの電柱まで

そもそも早期退職を考え出したのは、人事異動で慣れない仕事をやらされるようになったためです。なので、月曜日は世の多くのサラリーマンが感じている憂鬱の濃いバージョンに覆われています。

 

そんな中でも救いになるのは「ちょっと先の予定」です。火曜日は誰々とランチ、土曜日はどこそこでゴルフと、仕事を忘れられるイベントが点在しています。まさにそれを楽しみにして、日々の仕事を乗り切ろうという心構えなのです。

 

学校に行けなくなった子どもに、きょうはあの電柱まで行こう、明日はその先の信号まで行こうと、少しずつ目的地までの距離を伸ばす先生。あるいは、折り返しまでは頑張ろう、30キロまでは何とか走ろうと、フルマラソンに臨むランナー。サラリーマンの日々も、そうやって自分を鼓舞することで前に進むのかもしれませんね。