60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

退職金の割り増し

早期退職を選んだときに、退職金が割り増しになる制度がある会社があります。多くは余剰人員を抱えていて、できれば中高年に辞めてほしいと考えている会社でしょう。

 

かつて、東京の大手百貨店やテレビ局が何千万円もの割り増し退職金を用意して早期退職を促したというニュースを目にしましたが、羨ましい限りです。得てして、優秀な人材が会社に見切りをつけて、整理したい人材がしがみつくとか言いますが、実際のところはどうなんでしょうか?確かに能力のある人なら、退職金を元手に起業しようという人もいるでしょう。

 

さて、自分のこととして考えたとき、いくら退職金を割り増してくれたら、納得できるでしょうか?通常の定年まで働いた分のお金がもらえるのが理想ですが、そんなに甘い話はありません。ただ、会社も給料以外にも保険料の会社負担分や福利厚生にかかる費用、トイレ使った時の水道代まで払っているのがなくなる訳ですから、多少は色をつけてくれてもばちは当たらないでしょう。

 

どうでしょうか、間を取って定年までの給料の3割で手を打ちませんか?年収800万円で55歳で辞めるなら、800×5×30%で1200万円。結構リアルな数字だと思うのですが。