60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

2枚のマスクと一律10万円の行方

なんとなく自分でノルマを設定したような気持ちになって、このブログの更新を「毎日」していましたが、世の中がこんなことになってしまうと日々のネタにも苦労するので、土日は休むことにしました。なんなら祝日も休みにします。

 

コロナウイルス対策で僕(のうち)ももらえるはずの2枚のマスクと一律10万円、なかなか世間の評価は厳しいようですが、あえて肩を持ってみようかと思います。マスクについては、いまだにドラッグストアで品薄が続く中、朝から並んだりすることができない人にとっては気休め程度にはなるでしょう。それ以上に、同封された「3つの密を避けましょう!」という注意喚起の紙を読んでもらうだけでも、それなりの意味があると思うのです。

 

一律10万円は決定までに紆余曲折があったため、「遅い!」という批判は避けようがありません。さらに「これでは不十分だ」という声もあり、お店を開けられない自営業者の人には以前の『減収世帯に30万円』も必要だという意見もあるようです。

 

この国をなんとかしたいという気持ちは、与党野党どちらの議員も持っていると思います。というか、そうであって欲しいのですが、そのアプローチの方法や主に対象としている層は違ったりします。なので議論になるわけです。極端な話、「皆さん大変でしょうから、今回はケチケチせずに1人当たり1000万円配ります」と言ってしまえば、短期的にはその政治家は人気が出るかもしれません。それで国が背負う借金の返済なんて、何年も先の話なので、自分の知ったことじゃないわけですから。

 

だからといって財政規律のことばかり考えて、必要なときに必要な支援をしない政治というのは、それはそれで無責任です。どこまでが必要でどこからがバラマキなのか、僕たち国民も見極めないといけないでしょう。「明日もらえるお金」は欲しいですけどね。