60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

セキュリティボックス

朝、ゴルフ場のフロントでチェックインを済ませた後、セキュリティボックスに財布や定期入れを預けるのが僕のルーティンになっています。これまでに盗難などのトラブルに遭ったことはないのですが、予防的にしている習慣です。

 

ゴルフ場によってセキュリティボックスの機種が違いますが、一番戸惑うのは「鍵」の掛け方でしょう。かつてはロッカー番号と暗証番号を入力して解錠するものがほとんどでしたが、最近は指紋認証で鍵をかけられ、開けるときも指をかざせばロッカー番号を入れなくても扉が開くというのが増えてきました。

 

これなら、ロッカー番号も暗証番号も覚えておく必要がないので便利なのですが、「指紋のデータを悪用されたりしないだろうか」と心配な気もしてきました。たぶん杞憂なのでしょうが、銀行口座から勝手に預金が引き出される時代ですから、どこに落とし穴があるかわかりません。こんなことを書きながらも、けさもこの後、ルーティン通りに財布を預けることになりそうです。

名誉なケチ認定

先日、嫁さんと息子と外食していたときに、2人に「ケチだ」と言われました。ゴルフ道具をしょっちゅう買い替えたり、iPhoneの新機種に飛び付いたりしてるので、てっきり浪費家だと思われていると想像していたので、意外なことでした。

 

別に食事の席で「高いものは頼むな」とか「飲み物は水でいい」とか言った訳ではありません。夜、家の階段の電気を消す行為がケチだと言うのです。

 

就寝中、誰も使うことのない階段の電気が点灯しているのは無駄だと思って、いつも消しています。暗くなったら自動で灯る足元灯があるので、夜中に起きても危ないことはありません。ただ、嫁さんは「防犯のために(誰かが家にいることをアピールするために)」点けておいた方がいいと言うのです。

 

防犯効果があるのかどうかはさておき、そういう意図があるのなら、点けっぱなしを容認してもいいと思います。僕は「資源を無駄にしない」と思って消していたつもりでしたが、心のどこかで「退職後の生活費を少しでも圧縮したい」という助平心があったのかもしれません。でも、いいんです。浪費家と思われるよりケチと思われる方が名誉なことです。これからも生活の無駄を少しでもなくしていきたいと思います。

ゴルフ不調の理由は「テレビの見方」

ひと頃に比べると、ゴルフが不調です。ある時期は「このままいけば、シングルになるのも夢じゃない」と思っていたのですが、最近は「ドライバーが良ければアイアンが悪い、アイアンが良ければドライバーが悪い、パターは常に下手」というかつての状態に逆戻りした感じなのです。

 

不調の原因をいろいろと考えてみたのですが、そのひとつはリズムの悪さです。ミスショットしたときには「打ち急いだ!」という自覚があるのです。そして、この打ち急ぎの原因はテレビの見方にあるのでは?と思い始めました。

 

いつも「趣味はゴルフとサウナ」と言っていますが、実は一番時間を使っているのはテレビ視聴です。ドラマからバラエティに始まり堅めのドキュメンタリーまで、ありとあらゆる番組を撮り貯め、夜や休みの日に見続けています。その中にはもちろんゴルフ中継やゴルフレッスン番組も含まれていて、ゴルフネットワークやらスカイAといったCS局までチェックしているので、割合で言うと一番多いかもしれません。

 

これらを見るとき、時間節約のために1.3倍速で再生するのですが、これが「打ち急ぎ」の原因じゃないかと疑い始めたのです。先日、女子ゴルフの試合を録画ではなく生放送で見ていたときに「ずいぶんとゆっくりしたスイングだなあ」とつくづく思ったのです。知らず識らずの間に1.3倍速スイングに目が慣らされていたのです。

 

ということで、これからしばらくはゴルフ番組は通常のスピードで再生して見ることにします。これでリズムが良くなれば、原因はこれだったと証明できますから。

緩んだネジを締め直さねば

テレワークが続き、生活のいろんな部分での緩みが露呈してきました。年初から習いだしたピアノ、レッスンまでには課題をある程度は弾けるように練習していましたが、このところは「いつでも練習できる」と油断して、準備が不十分なままレッスンに臨むということが続いています。

 

ダイエットもそうです。せっかく苦労して目標体重まで減らしたのに、最近は3〜5kgほど超過していて、こちらも「いつでも絞れる」と油断していたら、結局はリバウンド一直線になってしまいました。

 

自分の心の弱さと言ってしまえばそれまでなのですが、やはりテレワークで生活のリズムが崩れたことが大きいと思います。自分で時間を融通できる分、ルーズになってしまっているのです。仕事もなんだか中途半端で、結構ヤバい状態です。

 

まさに緩んだネジです。締め直すしかありません。一日のタイムスケジュールをしっかり計画して、それを粛々とこなすことにします。まるで小学生のようですが、50過ぎても基本は同じです。でも早期退職してしまえば、緩みっぱなしでも何の問題もないんだろうなあと思うと、またそっちの虫がウズウズしそうです。

免許更新

昨日は免許更新に行ってきました。コロナ禍でしばらく更新手続きを中止していたので混雑してるのを覚悟していたのですが、優良ドライバーの特権か、センターについてからジャスト1時間で新しい免許証をもらうことができました。

 

古い免許証は回収されたので、新しいものと並べて比較することはできませんが、5年前の写真よりもやや痩せた自分の姿がプリントされていました。

 

免許更新時に写真の持ち込みが認められているようで、書類に「写真持ち込み」の項目がありました。センターの中にも駅などによくある証明写真を撮るブースがありますから、その場で“納得のいく”顔写真を用意することもできるわけです。

 

50過ぎのおっさんにはどうでもいいことですが、長ければ5年間も自分を証明するものとして他人の目に晒す写真ですから、若い女性などはこだわるのかもしれません。私の周辺ではセンターの職員に流れ作業で写真を撮ってもらう人しかいなかったようですが、何パーセントくらいの人が写真を持ち込んでいるのか、クイズ番組にぴったりだななどと思っていました。

キャディバッグを送る

来週のラウンドに向けて、キャディバッグをとあるゴルフ場に送りました。最近は自分の車でゴルフ場に行くことが多かったので、久しぶりの宅配利用です。

 

いつもはヤマト運輸にネットで頼んで自宅まで取りに来てもらうのですが、今回初めて「ゆうパック」で送ることにして郵便局に持ち込んだのでした。ゆうパックを使うのは、家に大量にある切手を消化するためです。年賀はがきで当たる切手シートが何十枚とたまっていたのです。ゆうパックの支払いにこうした切手が使えることを知り、利用することにしたのです。

 

事前にもらっていた伝票に必要事項を書き込み、重いバッグを担いで郵便局の窓口で「ゴルフゆうパックお願いします」と声をかけました。ここからが大変でした。この郵便局ではこれまでゴルフバッグを扱ったことがなかったのでしょうか、職員総出で分厚いマニュアルとにらめっこです。

 

ずいぶんと時間がかかりましたが何とか支払いを済ませ、念のために「復路は連絡しなくても集荷してもらえるんですよね?」と聞いてみると、まさかの「さあ?ゴルフ場に聞いてください」の答え。

 

もう二度と郵便局からはキャディバッグを送りません。郵便局も自信のないサービスはメニューから消して欲しいもんです。その方がお互いのためじゃないでしょうか。

上達度の測り方

僕の趣味はゴルフとサウナとピアノの3本。サウナにはありませんが、ゴルフとピアノにははっきりと上手い下手があります。「下手の横好きで」などと言いながらも、やっぱり上手くなりたいですし、その向上心がなければ、たとえ趣味とは言え真剣に取り組めなくなります。

 

ゴルフの場合、スコアや飛距離である程度の上達度は測ることができますが、ピアノはなかなか尺度が難しいですね。「この曲が弾ける」というのは一つの目安でしょうが、人に感動を与えられるレベルと楽譜をなんとか再現しているのとでは大違いでしょうが。

 

それにしても、今年初めから習い始めたピアノはなかなか上手くなりません。やっぱり50を過ぎてからの習い事は身につけるのが難しいんでしょうか。忍者の子どもが植えたばかりの双葉の上を一日1回ぴょんと飛ぶ修行をしていて、気がつけば背丈ほどの跳躍ができるようになったなんて作り話がありますが、あんな感じでピアノ演奏の腕前も上達しないですかねえ。いずれにせよ、毎日鍵盤に向かうことが必須なんでしょうけど。