初夢
初夢というのは元日の夜に見る夢なのか、その前日の大晦日から元日にかけての夜に見る夢なのか、定義をよく理解していませんが、1月1日の夜に眠りに落ちてみた夢ということにして、このブログに綴るためにしっかり覚えておこうと昨晩は床につきました。
なんだか不思議な夢を見ました。でも残念ながら、何にも覚えていません。夢は記憶処理が消化不良になったときに覚えていると聞きますから、覚えていない方が健全なのでしょう。いずれにせよ記憶にないので、今後それが正夢になるかどうかの検証のしようもありません。
物語にしても落語にしても、夢というのは便利な道具です。どんなに非現実的なことでも「夢だった」で成立させることができます。実生活でも夢に助けられることはあります。少々辛いことがあっても、布団を被ればいい夢を見て救われる夜もあります。ただ、目が覚めてしまえば、何にも解決していない昨日までの課題と向き合う朝が待っています。それを感じているせいか、「このまま覚めなければいいのに」と感じながらの夢を見ることもあります。
今年は夢に逃げることなく、地に足をつけた生活を送る一年にしたいものです。