60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

レコード大賞の思い出

レコード大賞が大晦日から30日に移ったのはいつだったかとネットで調べたら、2006年からのことでした。もうずいぶんと経つんですねえ。

 

僕が子どもの頃の大晦日と言えば、リビングのテレビ画面がレコ大→紅白のリレーの中、年越しそばを家族で食べるというのが習慣でした。多くの家が同じだったでしょう。

 

当時は「今年は誰が獲るのか」というのが世間の一大関心事で、それなりのニュースバリューがありました。ジュリーとかピンクレディーが大賞に選ばれたあたりまででしょうかねえ。

 

その後、音楽の嗜好の多様化が進んだことや、紅白歌合戦の枠大によって裏番組になり、放送日も変えるハメになったこと、選考をめぐるイザコザで賞自体の権威がなくなったことなどにより、レコード大賞は衰退の一途を辿ることになったわけです。

 

放送するTBS系列が一番痛い話なんでしょうが、そういう年の瀬の風物詩を失うことは我々にとっても残念な話なんじゃないかな?などと思う12月30日なのでした。