60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

新しい仕事のストレスと期待

4月1日に定期の人事異動をするところも多いと思いますが、僕の勤める会社でも明日付の異動があります。そして、2年ぶりに僕も動くことになりました。人事には「50代になったので、新しい仕事よりも経験の活かせる仕事がしたい」と言っていたのですが、フタを開けてみると全く未経験の業務を担当することに。しかも自分以外のメンバーはその道のプロ、足を引っ張ることは目に見えています。

 

正直、しばらくはめげました。2年前にこのブログを始めたきっかけも不本意な人事異動でした。あのときの「早期退職衝動」が再びこみ上げてきてもおかしくありません。実際、徐々に始まった新しい部署がらみのミーティングや引き継ぎはわからないことだらけです。前任者から大量の資料を渡されてもどこから読めばいいかわかりませんし、社外の人との打ち合わせに加わっても相手の役割や自分の立ち位置も理解できずにいます。

 

「うーん、これはストレスだ!」という思いがあるのですが、それと同じくらいに「この歳になって新しいこと始めるのもいいかも?」という気持ちも湧いてきました。仮に仕事がうまくいかなかったとしても、それはそんな配牌をした人事や上司のせい、こっちはせいぜい楽しんでやるさという開き直りの心境なのです。

 

今の僕の状況をゴルフに例えると、「初めて回るコースのブラインドホール」です。目標のピンフラッグは見えず、「とりあえず、あの鉄塔の方向に打って下さい」と言われてる感じです。あす4月1日は記念すべきティーショット、OBを恐れずに最後まで振り切ることだけを意識して臨みたいと思います。

前向きで後ろ向きな自分

久しぶりのブログ更新です。

コロナ禍で自宅勤務が続く中、何もかもが億劫になっていました。おまけに天候不順もあり、ゴルフの予定もいくつか流れたりしてストレスの溜まる1月となってしまいました。そんな中、親しくしている老夫婦が暖かいところに滞在してゴルフを楽しんでいる様子をSNSに投稿しているのを見つけました。ホントに羨ましい限りです。お金と時間と健康の3つが揃わなければできないことですから。夫婦で同じ趣味を楽しめるというのはさらにハードルが上がるところです。カミさんと一緒に旅行するかは置いといて、早くリタイアして心の赴くままに旅したいという気持ちが一層強くなりました。

 

思えば、昔から「早く歳を取りたい」と思うタイプでした。中学生や高校生のときは大学生になって背伸びした遊びをするのが楽しみでしたし、大学生のときにはそれなりの職に就いてまっとうな社会人生活を送りたいと考えていました。そして50を過ぎた今、本当なら「若い頃に戻ってあれやこれやしたい」と思うところなのでしょうが、「早く定年になって老後を楽しみたい」と願う自分がいます。そう、後ろは振り向かないのです(笑)。

 

とはいえ、それなりの後悔もあります。もっと恋愛したかったとか、20代から真剣にゴルフに取り組んでたらシングルプレイヤーになれかも?とか。過去のことをあれこれ思っても何の得にもならないんですよね。これから一日一日をどう有効に過ごすのか、もう一度考えてみたいと思います。

満足感と達成感

満足感と達成感、どっちも大事な指標ですが、ニュアンスは微妙に違うと思います。週に1回、スポーツクラブで泳ぐことをノルマにしていて、これをサボるとたぶんかつての体重に戻ってしまうと、何とか頑張っています。

 

平日の仕事前に泳ぐときと土日に泳ぐ時があるのですが、当然のことながら平日の方が空いていて、ストレスなく泳ぐことができます。1レーンォ独占して自分の中で決めている距離を泳ぎ切った時にはなんとも言えない爽快感が残ります。これは満足感の方が高いでしょう。

 

一方、土日のプールは混んでいる上に「子ども教室」でレーンが制限されるため、たくさんのお年寄りを掻き分けながら泳がないといけないため、正直イライラしながらのスイミングになります。それでも、泳ぎ切ったときには「やり切った感」は湧いてきます。達成感と言い換えてもいいでしょう。

 

ゴルフもそうです。スコアはイマイチだけど納得のいくラウンドができたり、反対に調子悪いなあと思いながらもスコアがまとまっていたり、自分の中で評価のポイントが違うことが多々あります。ただ、次につながるのは達成感のような気がします。伸びしろの違いでしょうか。もう人生も4コーナーに差し掛かってきた僕が伸びしろを意識するのも妙な気もしますが。

きょうから10月

気がつけば、きょうから10月です。世間的には国の制度が変わったり、何かのサービスが始まったりと、いろんなトピックスがあると思いますが、個人的には「衣替え」が思い浮かびます。

 

朝夕に冷んやりするようになってきたので、そろそろシャツは長袖を出さなきゃ…とか普段着のこともそうなのですが、ゴルフウェアの衣替えも気になるところです。

 

長袖シャツから薄手のセーター、ウインドブレーカーからダウンジャケット、インナーもヒートテックを用意しないといけません。最終的には「極暖」を着込むことになります。

 

当面の大きな変化は、ゴルフ場のクラブハウスに入るときに「ジャケット着用」が義務付けられることでしょうか。オシャレな人やきちっとした人は夏場でもジャケットを羽織ってゴルフ場に現れますが、僕のような無精者はできるだけ身軽でいたいと、そのままコースに出られる服装でゴルフ場に行ってましたから。

 

そんな気楽な季節も終わり、次のラウンドからは秋冬シーズンのラウンドに突入です。

セキュリティボックス

朝、ゴルフ場のフロントでチェックインを済ませた後、セキュリティボックスに財布や定期入れを預けるのが僕のルーティンになっています。これまでに盗難などのトラブルに遭ったことはないのですが、予防的にしている習慣です。

 

ゴルフ場によってセキュリティボックスの機種が違いますが、一番戸惑うのは「鍵」の掛け方でしょう。かつてはロッカー番号と暗証番号を入力して解錠するものがほとんどでしたが、最近は指紋認証で鍵をかけられ、開けるときも指をかざせばロッカー番号を入れなくても扉が開くというのが増えてきました。

 

これなら、ロッカー番号も暗証番号も覚えておく必要がないので便利なのですが、「指紋のデータを悪用されたりしないだろうか」と心配な気もしてきました。たぶん杞憂なのでしょうが、銀行口座から勝手に預金が引き出される時代ですから、どこに落とし穴があるかわかりません。こんなことを書きながらも、けさもこの後、ルーティン通りに財布を預けることになりそうです。

ゴルフ不調の理由は「テレビの見方」

ひと頃に比べると、ゴルフが不調です。ある時期は「このままいけば、シングルになるのも夢じゃない」と思っていたのですが、最近は「ドライバーが良ければアイアンが悪い、アイアンが良ければドライバーが悪い、パターは常に下手」というかつての状態に逆戻りした感じなのです。

 

不調の原因をいろいろと考えてみたのですが、そのひとつはリズムの悪さです。ミスショットしたときには「打ち急いだ!」という自覚があるのです。そして、この打ち急ぎの原因はテレビの見方にあるのでは?と思い始めました。

 

いつも「趣味はゴルフとサウナ」と言っていますが、実は一番時間を使っているのはテレビ視聴です。ドラマからバラエティに始まり堅めのドキュメンタリーまで、ありとあらゆる番組を撮り貯め、夜や休みの日に見続けています。その中にはもちろんゴルフ中継やゴルフレッスン番組も含まれていて、ゴルフネットワークやらスカイAといったCS局までチェックしているので、割合で言うと一番多いかもしれません。

 

これらを見るとき、時間節約のために1.3倍速で再生するのですが、これが「打ち急ぎ」の原因じゃないかと疑い始めたのです。先日、女子ゴルフの試合を録画ではなく生放送で見ていたときに「ずいぶんとゆっくりしたスイングだなあ」とつくづく思ったのです。知らず識らずの間に1.3倍速スイングに目が慣らされていたのです。

 

ということで、これからしばらくはゴルフ番組は通常のスピードで再生して見ることにします。これでリズムが良くなれば、原因はこれだったと証明できますから。

キャディバッグを送る

来週のラウンドに向けて、キャディバッグをとあるゴルフ場に送りました。最近は自分の車でゴルフ場に行くことが多かったので、久しぶりの宅配利用です。

 

いつもはヤマト運輸にネットで頼んで自宅まで取りに来てもらうのですが、今回初めて「ゆうパック」で送ることにして郵便局に持ち込んだのでした。ゆうパックを使うのは、家に大量にある切手を消化するためです。年賀はがきで当たる切手シートが何十枚とたまっていたのです。ゆうパックの支払いにこうした切手が使えることを知り、利用することにしたのです。

 

事前にもらっていた伝票に必要事項を書き込み、重いバッグを担いで郵便局の窓口で「ゴルフゆうパックお願いします」と声をかけました。ここからが大変でした。この郵便局ではこれまでゴルフバッグを扱ったことがなかったのでしょうか、職員総出で分厚いマニュアルとにらめっこです。

 

ずいぶんと時間がかかりましたが何とか支払いを済ませ、念のために「復路は連絡しなくても集荷してもらえるんですよね?」と聞いてみると、まさかの「さあ?ゴルフ場に聞いてください」の答え。

 

もう二度と郵便局からはキャディバッグを送りません。郵便局も自信のないサービスはメニューから消して欲しいもんです。その方がお互いのためじゃないでしょうか。