60歳で辞める!

50代半ばのサラリーマンが60歳で退職するまでの日々を綴ります。

満足感と達成感

満足感と達成感、どっちも大事な指標ですが、ニュアンスは微妙に違うと思います。週に1回、スポーツクラブで泳ぐことをノルマにしていて、これをサボるとたぶんかつての体重に戻ってしまうと、何とか頑張っています。

 

平日の仕事前に泳ぐときと土日に泳ぐ時があるのですが、当然のことながら平日の方が空いていて、ストレスなく泳ぐことができます。1レーンォ独占して自分の中で決めている距離を泳ぎ切った時にはなんとも言えない爽快感が残ります。これは満足感の方が高いでしょう。

 

一方、土日のプールは混んでいる上に「子ども教室」でレーンが制限されるため、たくさんのお年寄りを掻き分けながら泳がないといけないため、正直イライラしながらのスイミングになります。それでも、泳ぎ切ったときには「やり切った感」は湧いてきます。達成感と言い換えてもいいでしょう。

 

ゴルフもそうです。スコアはイマイチだけど納得のいくラウンドができたり、反対に調子悪いなあと思いながらもスコアがまとまっていたり、自分の中で評価のポイントが違うことが多々あります。ただ、次につながるのは達成感のような気がします。伸びしろの違いでしょうか。もう人生も4コーナーに差し掛かってきた僕が伸びしろを意識するのも妙な気もしますが。

休会という名の退会

年始から習い始めていたピアノレッスン、残念ながら今月から「休会」扱いにしてもらっています。コロナ禍で密閉されたブースでのレッスンができなくなり、オンラインでのレッスンか、教室に行っても別ブースでのレッスンになっていたので、モチベーションが下がってしまいました。コロナの収束状況によってはこの変則レッスンも通常に戻っていくのかもしれませんが、感染者数がなかなか減らない現状では厳しいでしょう。

 

休会と言いながら、実質は退会なんだろうと思っています。よくミュージシャンがグループ活動に終止符を打つとき、解散ではなく休止という表現を使うのに似ていると思います。あちらは何年かしたら活動再開することもあったりしますが、僕のピアノの方はその可能性は薄いかなというのが正直なところです。

夏の名残

先日、いつも通っているスポーツクラブの浴室で、見慣れないシャンプーの容器を見つけました。青い色のパッケージのそのシャンプーはいわゆるトニックシャンプーでした。試しに使ってみたところ、風呂から上がったあとも頭皮がスースーして、なかなか快感でした。

 

こんなに気持ちいいなら、もっと前から使えばよかった。何なら家のシャンプーもこっち系にしようか、でもさすがに今から買うのはない話なので、来年の夏には…などと考えながら帰宅しました。

 

きょうも朝からひと泳ぎしてきたのですが、残念ながら事務のお風呂からトニックシャンプーは消えていました。もう10月ですから仕方ないでしょう。完全に夏の名残の痕跡が消えてしまいました。

マスク忘れ

外出時のマスクがすっかりデフォルトになった今日この頃ですが、家ではマスクをすることはないので、うっかりそのまま出かけてしまうということが時々あります。

 

玄関を出て数十歩なら、家に戻ってマスクをすればいいのですが、もうすぐ駅に着くというところまで来て、周囲の人のマスク姿にハッとさせられてしまうと、そういう訳にはいきません。そして、けさがまさにそういう状況だったのです。

 

近くのコンビニか駅ナカのドラッグストアで買うしかないなと覚悟を決めたとき、「あ、予備を入れてた」と気付きました。そう、こんなこともあろうかと、数枚のマスクをカバンの中に用意していたのです。

 

このファインプレーのおかげで余計な出費をせずに済みましたが、この手の「もしもの時に」案件でカバンが重くなるのも考えものです。薬、のど飴、ミネラルウォーター、筆記用具などなど、結構な荷物になっています。どこまで保険をかけるか、安心と重量でトレードオフな訳です。

「生きてればなんとかなる」

昨日の東証のシステムダウンには驚かされました。ニュースを知ったときに最初に思ったのは「担当者は大変だろうな」ということです。

 

僕も日々の仕事の中で小さなミスを重ねてきました。証券取引所ほどの大規模なものではありませんが、会社のシステムまわりを担当したこともあるので、こういったトラブルで冷や汗をかいたことも何度かあります。

 

最悪の事態が起きたときは「夢であって欲しい」と願いますし、どこかへ逃げてしまいたくなります。幸いなことに「死んでしまいたい」とまで思ったことはありませんが、責任感の強いサラリーマンの中にはそこまで追い込まれる人もいるかもしれません。

 

芸能人の自殺が相次ぐ中、人気ドラマの半沢直樹に出てきたセリフ「生きてればなんとかなる」が注目されましたが、大きなミスをしたサラリーマンにも響く言葉です。まもなく株式市場の取引が始まりますが、きょうは無事にシステムが稼働することを祈るばかりです。

きょうから10月

気がつけば、きょうから10月です。世間的には国の制度が変わったり、何かのサービスが始まったりと、いろんなトピックスがあると思いますが、個人的には「衣替え」が思い浮かびます。

 

朝夕に冷んやりするようになってきたので、そろそろシャツは長袖を出さなきゃ…とか普段着のこともそうなのですが、ゴルフウェアの衣替えも気になるところです。

 

長袖シャツから薄手のセーター、ウインドブレーカーからダウンジャケット、インナーもヒートテックを用意しないといけません。最終的には「極暖」を着込むことになります。

 

当面の大きな変化は、ゴルフ場のクラブハウスに入るときに「ジャケット着用」が義務付けられることでしょうか。オシャレな人やきちっとした人は夏場でもジャケットを羽織ってゴルフ場に現れますが、僕のような無精者はできるだけ身軽でいたいと、そのままコースに出られる服装でゴルフ場に行ってましたから。

 

そんな気楽な季節も終わり、次のラウンドからは秋冬シーズンのラウンドに突入です。

やっぱり定期は買わない

コロナがこのまま収束するのか、あるいは新たな波がやってくるのかわからないまま、世の中はgo to なんとかやら、経済を動かす方に舵を切ろうとしています。そんな中、僕の勤め先でも少しずつコロナ以前の勤務形態に戻そうという動きが出てきました。

 

完全にテレワークをなくす訳ではないのですが、出社の頻度を高くして、通常に近づけていこうという考えのようです。ここで問題になるのが「定期を買うか買わないか問題」です。

 

前の定期の期限が切れてからは、切符を買ったり回数券を買ったりして電車に乗っています。週5日、会社に通っているときには、定期を買うことが当たり前で、コストのことなどは考えたことがなかったのですが、週2〜3日という微妙な出勤日になると、どちらが得なのか改めて考えることにしました。

 

ざっと計算してみると、月に17往復で定期代と都度購入がトントンになるようです。思っていたより定期が高いなと感じたのは、安い通学定期のイメージが残っていたからでしょうか。月17往復だと週に最低4回は乗らないと損になってしまうので、やっぱり定期は買わないことにします。